Tuesday, March 23, 2010

大哺乳類展 & 国立科学博物館

22日、月曜日、祝日、家族で大哺乳類展に行ってきた。

場所は上野の国立科学博物館。一昨年長男が熱望して見に行ったダーウィン展と同じ場所だ。今年は国連が定める国際生物多様性年とのことで、哺乳類の多様性をテーマにした展示が行われている。

今回の展示で子どもたちが特に関心を持ったのは、「シートン動物記」をテーマに集めたブース。今度3年生になる長男もすでにシートン動物記を読んでいたこともあり、展示内容から物語のそれぞれのシーンが思い描けたようで、とても身近に感じられたようだ。

2時間ほどで哺乳類展を見終わると、続けて常設展示も見て回る。「面白そう」とまず並んでみたのが、シアター36○。「愛・地球博」でも人気だったという全球型のシアター。映像が上下左右あらゆる方向に映し出されるのでとても迫力が会った。映像は「マントルと地球の変動–驚異の地球内部–」 と 「海の食物連鎖–太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ–」。子どもたちも最近の地震や身近にある火山(浅間山など)からマグマがどうなっているかなどに興味を持っていたので、面白かったようだ。

シアターの後は、地球館へ。今回特に私たちの興味を惹いたのは象の骨格標本。なんてことはないインド象の標本なのだが、解説のプレートを読んで親近感がわいた。子どもたちの通う小学校で聞いた話だが、戦争時代、当時のその学校の子どもが自分の妹にどうしても象を見せてやりたくて、動物園に象を買って飼ってもらえるようにと自分のおこづかいをためた寄付と投書を出し、それをきっかけにインドから上野動物園に象を送ってもらったとのこと。その象、インディラの骨格標本なのだそうだ。 思いがけないものに出会うことができ、良かったと思う。

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