Sunday, June 24, 2007

子ども向けの携帯

少し前のITmedia“中学までに携帯を持たせたい“親は8割以上──サーベイリサーチセンター調べという記事が気になった。
また、これも少し前の事になるが、DoCoMo2.0 の広告が Webコラムや新聞記事などで話題になったこともきっかけだった。

子ども向け携帯として、必要なことや我が家として不要なことなど自分の考えを一度まとめようと考え、いろいろと調べているうちに次のことに気がついた。
一言で「子ども向け携帯」と言ってもその対象として考える年齢層によって、求められる機能が異なっている。自分の子どもたち用に機種を選ぶときにも、該当する年齢層に必要と思われる機能が有るかどうかが判断基準になるのだろう。

ITmedia記事でも、小学生低学年、高学年、中学生、高校生という分類で調査結果をまとめている。

今日現在、「子ども向け携帯」としてどのようなことができるようになっているのか、パンフレットを集めた程度に調べ、感じた印象は以下の通り。

中学生、高校生向け
 主に、有害サイトのブロック、パケット数の上限設定などの使いすぎを制限させるための機能が中心。

小学生高学年、中学生向け
 携帯の機能的に特別なことは無く中高生と変わりない。
 キャリア(ドコモなど)の配布する冊子の内容としては、子ども向けのルール作りのアドバイスを設定や具体例の例示が目立つ。

小学生低学年~高学年向け
 防犯機能、セキュリティ面での付加価値をつけた商品が目立つ。
 防犯ブザーの組み込み。防犯ブザーと連動させた移動経路通知や、発報時のカメラ撮影など防犯を重視した機能が売りだ。
 
すべての年齢層に対応していると思われたのは au。うちの子どもたちが該当する小学生低学年まで対象にラインナップしている感じだ。

DoCoMoSoftbank Mobileは、アクセス制限が中心、と言う印象。
DoCoMoは位置確認の機能を持たせた機種もラインナップしているようだが、「一応やっています」と申し訳程度にパンフレットに記載してある程度。

携帯キャリアの勢いの違いを垣間見たような気がした。

今回、防犯機能という面で以下のサイトも参考にさせて頂いた。

セコムの「子どもの防犯ブログ」の”防犯ブザーや携帯電話を子供に持たせるべき?”と言う記事、
ただ、私がセミナーなどでお話するのは、やはり「道具は道具でしかない」 ということで
というくだりは、全くその通りと思う。参考になる。

その他、参照記事等
子どもの防犯ブログ」から
4月頃の記事 「携帯電話とお留守番
2月頃の記事 「子供向け携帯電話とココセコム

携帯各キャリア
DoCoMo キッズケータイ
au ジュニアケータイ
Softbank Mobile

Wednesday, June 06, 2007

My family steps: 今週の本 6月3日

My family steps: 今週の本 6月3日:

ちょっと訂正
これは、大人向けの書籍。長女に読ませるつもりは無いが、

大人向けではなく、小学生高学年向けに書かれた書籍でした。半分くらい読んだが、「こどもに興味を持たせる」という点で、うちの子どもたちが喜んで読むかどうか疑問に思う。


Monday, June 04, 2007

My family steps: 子どもに携帯電話は必要か

My family steps: 子どもに携帯電話は必要か

ブログを整理していて、下書きのまま半年以上放置してあった記事を見つけた。現在の視点で見直し、公開しようと思う。

先日、「子どもに携帯電話が必要か」というタイトルで記事を書いたが、その後の情報からいくつかの項目について更新。

1. 緊急時通報の意味について
携帯電話の防犯ブザーや、非常ボタンなどにより、緊急事態の通報が行われることについて。
もし、本当に連れ去りなどの事態が起きていた場合、早期の連絡と言うことについてはとても有用だと思う。
単に親の安心のためかも知れないが、非常ボタンなどでの通報後、警備会社に現場確認を行ってもらい、本当に事件性のあることが起きていれば対応も早く取れるようになるのだろう。夕方遅くになっても帰ってこない、という状態から対応を始めるのではその後の状況に大きく差が出ると思う。
ただし、初動のきっかけとなる非常ボタンが誤報かどうかの見極めはとても難しそうだ。


2. 携帯電話を持たせる理由の一つ
長女と同級生の子のお父さんとの会話する機会があった。その方の家では上の学年(小学校高学年)にお子さんがいるので、携帯電話に関する事情は少し違った。
学年が上がるにつれ、遠足その他学外での活動の際に「現地解散」の頻度が多くなり、解散時の連絡で携帯電話を持たせている子が多いとのこと。携帯電話を持っていることについては、各家庭の判断の範疇だと思うが、子どもにとって見れば同級生のお友達が携帯電話を持っていることは、とてもうらやましく思えることだろう。
親の立場としては、「駅で電車に乗る前」、「乗り換え駅で電車を乗り換えるとき」に自宅に連絡をすればよいと思うので、「我が家の考え」として大きく変わるような事柄ではないが、子どもを説得しなければならない労力が増えてきそうだ。

Sunday, June 03, 2007

今週の本 6月3日

図書館は、ほぼ毎週行って新たに本を借りているが、今日は長女の借りる本について久しぶりに口を挟んだ。

前日の会話で、「水金地火木土天海冥」のフレーズから発展し太陽系の星の話になり、あした図書館で調べよう、と言うことになった。
それで選んだのが次の2冊。

こちらは、マンガ仕立ての物語になっていて、プトレマイオスの天動説とコペルニクスの地動説の考え方がわかりやすく書いてある。長女も、なかを見せてマンガだと分かるとすぐに借りる一冊に加わった。
こちらは、科学のアルバムシリーズのなかの一冊。太陽系の惑星をあまさず書いてあるようだ。興味を持ち始めの段階に良いと思い借りさせた。
これで、夏休みに長野に行ったときなど、天体観測に興味がつながれば文句ないところだが。

また、図書館で同じ本棚にあった、次の本もいっしょに借りた。
初版が1994年、とコンピューターについての書籍としてはちょっと古め。ただ、コンピューターの動作原理の基礎の基礎にあたるようなことが書いてあるため、これも、この本をきっかけに興味が深まればよいと思う。
さんすう文庫シリーズのなかの一冊。第10巻。ふと目にとまったので借りてみた。
これは、大人向けの書籍。長女に読ませるつもりは無いが、子どもが勉強に興味を持つようにさせる一助になればよいと思う。

こうして並べてみると、ちょっとちょっと、欲張りすぎたかも。