Tuesday, November 21, 2006

My family steps

"プレジデントFamily" の最新号が出ていることを、電車の吊り広告で知り、早速手に入れた。
今月の特集は、「お金と幸せ大研究--子育て夫婦全国2万人の実態調査」だ。

子育て世代の家族の、「年収、貯金、借金ランキング」「お金のゆとり」「心のゆとり」「仕事とプライベート」「有力校への進学」「子育ての方針」等々、様々なランキングや調査結果が並ぶ。

非常に「興味本位的」な内容だと思うが、自分もそういう一人。世の中の人たちと比べどの程度の位置にいるのか、見比べてしまった。

もうひとつ。「休日の遊び場ガイド」というコラムにて、三菱みなとみらい技術館が紹介されていた。
http://www.mhi.co.jp/museum/

先日書いたRiSuPiaと同じく、いってみたい施設だ。

Monday, November 20, 2006

月曜日の日経新聞朝刊は「教育」欄があり、楽しみにしている。
今朝の記事は興味深かった。

一つ目は「学び再考」というコラム。お茶の水女子大学教授、耳塚宏明先生。
高校の履修もれ問題について取り上げられていた。
NHKが全国の校長会会長宛に再発防止を尋ねた調査で、「現場の実態に合わせて学習指導要領を弾力的に運用できるようにする」という回答が87%に及んだという。目を疑った。
また、次のように結論している。
”逸脱”高校の選択は顧客のニーズに応えることが至上命令の、市場サービス理論をむき出しにした。たとえ顧客のニーズにそぐわなくとも教えるべきを教えるのが、公教育の使命ではないのか。
とのこと。
この点、ある種の使命、理念を持っている私立校などは市場サービスと使命をうまく両立させているのだと思うし、市場サービス理論を追求した結果は学習塾などに行き着くのだと思う。

もう一つの記事は広島大学教授、山崎博敏先生のもの。「朝の読書・質疑 学力高める」というタイトル。小学校5年生、中学校2年生をサンプルに、学力(国語、算数)と学校での授業や家庭環境の影響力の相関を分析した調査結果だ。4つのポイントに整理されたとのこと。

1.授業方法
「教師が1時間しゃべり児童がそれを聞く」という一方的な授業よりも、「朝の読書」を受けている児童ほど学力が高い。
また中学校では、
「質疑応答のある授業」や「プリントやドリルを使った授業」を受けている方が学力が高い
2.子供の授業態度
ノートに重要事項を筆記する子や、解けるはずの問題を間違えるとくやしいと思う子は、学力が高い

3.学級の風土
「先生のいうことを聞く」「集団としてのまとまりがある」ことは中学校の場合学力にはマイナス。
競争的風土の生徒がよく勉強するからか?

4.家庭での学習や帰宅後の活動内容
「学校の宿題をきちんとやる」「毎日、長い時間勉強する」などの自宅での学習取り組み具合が学力に大きな影響を与える。

だそうだ。自宅で取り組めるのは項番の4。あえて入れれば項番2も関わるだろうか。
学力だけを尺度にするわけではないので、この調査結果だけをよりどころにする訳ではないが、調査として興味深かった。

Sunday, November 12, 2006

My family steps: いじめ、自殺について

My family steps: いじめ、自殺について

自殺に関連して、Web記事を発見。
抜粋するが、

いじめ問題の解決は簡単といえば簡単ですよ

子供を異質な複数の所属にすること。
 学校と家庭というのが、二つの異質性になれば、それはそれでいいけど、それがどうやらダメっぽい。単純にいえば、家庭がそういう機能になってない。
言われてみればその通りかも。



はだいろ?うすだいだいいろ?

職場でのふとした会話から、
「最近『はだいろ』って使わなくなったんですってね」とのこと。
差別用語に触れる可能性があるため、なのだそうだ。確かに、言われてみればそんな気もする。

家に帰って、子どもたちの色鉛筆を見てみた。
「うすだいだいいろ」と書いてある。しかし、英名は Flesh Pink. ・・・・・ Flesh って肌のことではないのか?うーむ。

Webにて少し調べてみた。
いくつかの記事が見つかった。

サラダ文教社
http://www.megaegg.ne.jp/~sarada/sinnjyouhou.htm
三菱鉛筆・トンボ鉛筆・サクラクレパスは、以前より人の肌の色への固定観念を与える可能性があると指摘されていました『はだいろ』の表記を変更しました。
とのこと、
和名: うすだいだい
英名: Light Orange
なるほど。他にもいくつか同様の記事があった。

神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/kurashi/200504hatena/44.htm

色に関連して、もう少し興味を引かれたことをメモする。
色の一覧。
主に Webページ制作に関連して、色名(しきめい)とその実際の色、色の混ぜ具合が技術者には気になるようだ。
こうした色の一覧をながめていると、色名の多様さに改めて驚かされる。表題の「はだいろ」っぽい色にしても、あんずいろ、みかんいろ、たまごいろ、やまぶきいろ、ひまわりいろ、たんぽぽいろ、等々。
日本人の色の感覚、色名の多彩さは優雅な物だと感じる。

Color Dream Net
JIS慣用色名一覧
eWeb
JISの慣用色名(和名)
Wikipedia
JIS慣用色名

Sunday, November 05, 2006

はっぱひろい

小学校の総合学習にて、長女のクラスは育てていたカイコのマユで真綿を作ることにしたそうだ。
真綿作りには、日本真綿協会より指導員を招いての制作になるとのこと。
真綿作りではワタの間に葉っぱなどを重ねることでデザイン性をもたせる計画だ。

週末を利用して葉っぱを集めることにしたが、うちの近所ではまだあまり紅葉もしていない。果たして都合の良いきれいな葉っぱが見つかるかどうか。

金曜日の祝日には近所の披露山公園で落ち葉を拾いをした。
モミジ、イチョウなどの定番の葉っぱは見つからず、ケヤキなどの葉っぱを集めた。

土曜日は横浜公園へ行く用事があった。横浜公園にもたくさん木が植わっているので多少、違った種類の葉っぱが見つかる。また少し赤く色づいている葉っぱもあった。バリエーションが増えたように思う。

ふと、葉脈の標本のようにしたらきれいになるのではないかと思いついた。
横浜公園から戻ると早速資料を調べる。ウェブで検索し、次のサイトを見つけた。
パイプ洗浄剤を用いた葉脈標本の作製法
葉脈標本できれいなしおりづくり
重ソウで葉脈標本
他にも、いくつか参考になりそうなサイトをブックマークしておいた。 (http://b.hatena.ne.jp/tanakat03/%e7%90%86%e7%a7%91/)
パイプ洗浄剤を使った方法が一番お手軽そうに見えたので、この方法にてトライ。
水酸化ナトリウムの濃度が適切なパイプ洗浄剤を買ってきて、昼間拾った葉っぱの何枚かを浸けておいた。

待つこと3時間。一応、書いてある通りにやってみたつもりだが、葉肉を落とそうとしてもなかなか思うようにいかない。結局葉っぱがちぎれたりしてしまい、失敗に終わった。
うまくいかない物だ。また、トライしてみたい。

Saturday, November 04, 2006

いじめ、自殺について

最近いじめやいじめを原因とする自殺についての報道が多くなってきた。

日経ビジネスのオンラインサイトにて、 いじめが自殺につながる日本の「空気」とのコラムが掲載された。
多くの人がブックマークしているようなので、世間の関心の大きさがうかがわれる。

私も、覚書のため、この記事を見て思ったことを記しておこうと思う。

コラムの趣旨としては、「頑張りなさい」とのキーワードにより子どもたちには過剰に我慢させている、親や家族が子どもの逃げ場を作ってやらなければ子どもを追いつめることになる、といったことだろうか。

忍耐を美徳と考える趣のある日本社会の風潮に問題があるのではないか、という考えかたは一般紙やテレビ報道の「いじめがあること」についての非難がましさや、学校や自治体がいじめの実態を把握していなかったこと(それにより必要な対策を打てなかったこと)に対しての非難めいた記事とは対照的に思える。

コラムは次のように締めくくられている。
 ささいな人間トラブルが無邪気な子供たちを死に追い込む空気は、実は我々大人がつくり出しているのだと認識すべきなのです。
このことは心にとどめておきたいことだ。

いまのところ「いじめ」の心配はないが、子どもたちと対話していくことの重要性を再認識させられる。