Tuesday, August 30, 2011

夏休み

気付けば、8月最後の週末が終わった。
子どもたちも夏休みの宿題が気になる時期。
合宿で聞いたときも、すでに終えている子も何人かいる。

長男の場合、公立小学校より始業式が遅いとはいえ、まとめなければならないことが山積み。

今週は親子でストレスの溜まる一週間になりそう。



Camp

週末は、フラッグフットボールの合宿。宿泊はせずに通いで行った。

天気が危ぶまれ、土曜日には今にも雨が降りそうな空が一日続いたがこの日は逆に涼しくて練習にはうってつけ。予定の日程はすべてグランドで練習することが出来た。
朝から練習、昼ご飯をはさんでまた練習。夕ご飯を食べたら昼間の練習ビデオを見ながらミーティング。

合宿での大切なポイントの一つは、チームワークを作ること。そういう意味では学年に関係なく良くまとまっていたように思う。秋の大会の準備にはまだ詰めが足りないと思うが収穫はあったと思う。

長男は、普段に比べても休んでいる時間が短かったように思う。さすがに最終日は出かけるときにグズったが、試合形式の練習でも「出させて」と言ってくるし参加意欲はある。以前よりも積極性が感じられるくらいだ。普段の練習にしてもグズるのは身体が疲れているときの反応なのかも。








Monday, August 22, 2011

RiSuPia

東京有明にあるRiSuPia(リスーピア)へ長男とともに訪れた。

面白そうなワークショップを見つけ、事前に申し込んでいたためだ。タイトルは「ドミノ、トロミノ、テトロミノでいろんなかたちをつくろう」いわゆるテトリスのようなブロックをパズルのように枠に収める問題を解く。ブロックが3つつながっているのがトロミノ、4つつながっているのがテトロミノだ。
このテーマ、数学では「敷き詰め問題」として知られている。
ブロックの並びや枠の形の条件により、敷き詰められないことがある。

ワークショップを見ていると、子どもたちが解くのが圧倒的に速い。始めてから数10秒で答えを出してしまうような子も一人だけではない。講師の先生も「大学生に解かせても数分かかるのに」と、驚くほど。圧倒的に感覚脳が強いのだと感じさせられる。

数学の問題としてはおもしろい、今日のテーマだったのだが、あまり人気がないのか、今日のワークショップへの参加はちょっと少なめだった。

今日の問題で、「答えが無い(解が無い)」ことについても説明があった。敷き詰めようとする図形を市松模様に塗る。敷き詰めようとするドミノやテトロミノも白黒で塗り分ける。すると、組み合わせに白黒の数が合わない場合が出てくる。そのような場合、解が存在することは無い、というもの。(解説はもっと平易な言葉でしたが)

この証明は長男にもわかり易かったよう。理屈までわかってすっきりしたようだった。

Sunday, August 21, 2011

しんかい6500

JAMSTEC へ行ったとき、売店では日本の有人潜水調査船である「しんかい6500」のレゴブロックセットが販売されていた。手に入れたい気持ちが動く。。。


夏休み実験教室

海洋研究開発機構主催の夏休み企画があり、長男のために申し込んだ。

テーマは、地球温暖化、海の酸性化、二酸化炭素

内容としては小実験、子どもに見せるためなので仕方のない面もあるが、あまり、考えさせるブログラムではなく、サイエンスショーのような内容だったのがちょっと残念。子どもたちが実際にはさわらず、見るだけ、という実験も多かった。
子どもたちの自由な発想での結果予想を聞くことは出来なかった。

教室終了後には地球シミュレータの見学も。
2002年の稼働当時にはスーパーコンピュータの演算速度が世界一。
それを実現させていたのは640台を並列につなげたシステムだったそうだが、現在は増強されて処理性能は当時の約3倍、システムの並列度は160台で実現。ランキング68位
最近ランキング世界一を達成した理化学研究所の「京」は地球シミュレーターの約66倍の性能。
それを考えると、この世界の進歩の速度は目覚ましい。


長男は、地球シミュレータにはあまり興味を示さず、むしろ図書室での読書の方が興味を引いた。子ども向けの図書も多数あり、結局閉館時間までそこで読書していた。

実験のリスト:
  • 酸素、二酸化炭素の入ったふたつのペットボトル、日中の野外で温度上昇に違いはあるか
  • 水溶液の酸性、アルカリ性をリトマス紙を使って調べる(中身はクエン酸、淡水、重曹)
  • 海水の酸性、アルカリ性について。海が酸性化するとどうなるか
  • 水と二酸化炭素を入れたペットボトルを振るとどうなるか
  • 空気の風船と二酸化炭素の風船、どちらが重いか
  • 二酸化炭素(ドライアイスのけむり)の上にシャボン玉を飛ばすとどうなるか
  • 二酸化炭素(ドライアイスのけむり)をロウソクの炎に当てるとどうなるか
  • ドライアイスを使ったシャーベット作り
JAMSTEC の活動に関連する実験として
  • ヘリウムボイスの実験
  • 水圧実験、カップラーメンの容器に100気圧を掛ける

Saturday, August 20, 2011

家族の

今回のステイで、長女は自分の家族と弟家族をよく見て来たようだ。

当然のことだが、私と弟で似ているところが多いのだそうだ。話し方、夫婦での言い合い等々。しゃべり方や、会話で出てくる言葉など我が家そっくりなのだそうだ。

そのように、似ている部分もあれば、全く違う部分も。
朝食を毎朝作るのは、父親の役目だとのこと。土曜日にはクレープが出て、長女はたいそう気に入った様子。長女も私もこれには感心した。


Skype

日頃使っている人は、改めて解説するまでもないが、Skype
無料で使うことができるインターネット電話。Webカメラの映像も送れるのでテレビ電話になる。

元々はパソコン(PC)で使うものだったが、いまではiPhoneなどのスマートホンでも, iPad (3G版でも WiFi版でも), iPod Touchなどのタブレット端末でも使える。カメラを新たにつないだりしなくて良かったり、電源を入れてから3分も5分も待たなくて良いのでPCよりも使いやすい。
(*) 自分が海外に行ってスマートホンからローミングで使う場合、パケット料金にはご注意を。

Skype の通話は、花火大会で集まったときにも使ったが、「何それ」にという質問にインターネット電話で・・・と言うところから説明し、「それお金かからないの?」という質問などにも答えなければならない大人たちと、「これ、skype だから」と言う答えで通じてしまう高校生(長女の先輩方)とが対照的。

とにかく、長女が旅行中/その前の準備には活用し、ずいぶんと役立った。
「かわいい子には旅をさせよ」とはいえ、遠方にいる子どもの顔が見えるというのは安心するものだ。



Tuesday, August 16, 2011

長女帰国

イギリス旅行へ行っていた長女、帰国した。無事で何より。
お世話になったステイ先の私の弟家族にも感謝。

早朝の帰宅だったが、私の出社前に早速お土産物を披露してもらった。

長男と私宛のお土産はグリニッジ天文台で買ったものだとのこと。
50年カレンダーと World Map。センスの良いお土産だ。

Saturday, August 13, 2011

ワッサー

軽井沢で友人宅を訪問。そこで、新しい果物を教えてもらった。
ネクタリンとリンゴを掛け合わせたもの。

食感はリンゴ、味は桃というもの。おいしい。
早速買って帰った。

Friday, August 12, 2011

草木染め工房見学

夏休みにいつも訪れている草木染めやさん。

いつも、季節のご挨拶のはがきをいただいているが、今年のはがきには工房で型染めの体験実習ができる旨のご案内も書かれていた。残念ながら実習には都合が合わせられなかったのだが、工房を見学させていただくことができた。

場所は松井田妙義インターをでて10分程度のところ。

工房のご主人からは個別指導で、染料の元にする草木のアドバイス、染液の作り方、媒染のやり方等々を聞かせていただけた。
同じ草木から取る染液でも季節によって色が違うとか、同じ染液でも1回目の煮出しと2回目、3回目の煮出しでは色が違うので混ぜないで染めて色の違いを楽しむとか、染液を煮出すときの材料の割合(1リットルあたりに何グラムの材料を入れるか)でも色の濃さが変わる等々。
草木染めは、こうした試行錯誤の積み重ねで良い色を探していくそうで、工房では何通りも試したサンプルも見せていただいた。
長男が来年取り組む素材に関してもたっぷりとアドバイスいただいた。キブシの実、スギやヒノキの葉、藍、ケヤキの皮、アカソの葉等々。

また、有り難いことに絹のストールの藍染めも手伝わせてもらうことができた。
元々は、売り物にする予定の染め物。長男が話を聞きながら全行程を見させてもらい、実際に絹を染料に浸すところを体験させてもらった。我が家としては長男の手が少しが入った記念の一品。購入させていただいた。

珍しい材料の一つ、ゴバイシの実物も見せていただいた。
ゴバイシとは、お歯黒を作る染料で、鉄で媒染すると黒くなる材料。ヌルデの木に虫が寄生してできる虫瘤がゴバイシと呼ばれるのだそう。
私自身は、ゴバイシという名前を初めて聞いた。お歯黒の染料にもなるということで、日本では1000年近くも前から使われている素材。こんなものから染料が取れることによく気がついたものだ、と不思議に思う。

暴動

先週末から、ホームステイ中の長女。泊まり先は私の弟宅だが、折しもロンドンでの暴動がニュースになり始めたタイミング。
現地の方が情報も確かで、危険なところに近寄らないように身を守ることはできるのだろうが、弟家族も、長女も、ちょっと心配。
無事を祈る。

Thursday, August 11, 2011

草木染め

夏休み、長男の自由研究所の一つのテーマは今年も草木染め。

その一環で軽井沢の「草木屋」を今年も訪れた。
このお店で染め方のアドバイスをもらったり自分で染めたものを見てもらう(褒めてもらう)のが長男の励み。

早くも来年の構想まで話題に上った。
来年は藍染で藍を種から育てたいそうだ。どこまで母親が付き合えるかどうか。

Wednesday, August 10, 2011

流行りのペット

夏休み、家族で、軽井沢を訪れる。
毎年恒例のことだが、今年は長女が不在。その分長男はのびのびとできているようだ。
一方今年からは犬(スタンダードプードル)も帯同するようになり、色々な制約を実体験するようになった。
移動は電車を使えず自家用車、犬連れでは入店できないところがある等々。そういう意味では食事や各種の施設にペット同伴で入れる店かどうか自分たちの視点も変わった。

もう一つの違いは、見知らぬ人とペットを介して会話が始まること。旧軽銀座を10分くらい歩いただけでも3-4組のペット連れと挨拶をした。
それにしても、すれ違うペットの半分以上がトイプードル。その多さ、流行ぶりに驚く。ある店の人の話では、商店街を行き交うペット、以前はチワワ、もっとまえはシベリアンハスキーばかりだったそうだ。プードルも一過性のブームなのか・・・


Monday, August 08, 2011

横須賀花火

長女を送り出した、同じ日、横須賀で花火大会があり、昨年と同じように長男のお友達の家へ数家族で集まった。
(花火が始まる前に、子どもたちでスイカ割り&タネ飛ばしコンテスト)

長女を送り出したのは、早朝。日が昇る前・・・と言うか、夜型の人たちが寝る前の時間に家を出発。無事に見送った後、家に戻ってきて昼寝をしているうちにすぐにまた出かける時間になり、忙しく過ごした。

あちこちで花火大会が中止になる中、規模を小さくしながらも開かれる花火大会は貴重だ。知り合い同士で集まって見る花火で、子どもたちがあげる素直な喜び、驚き、歓喜の声をそばで聞きながら、良いものだと改めて感じた。
花火が終わった後も、夜遅くまで歓談に花が咲いた。



花火が終わった直後くらいに、長女が無事についたとの連絡。skype にて顔も見ることが出来、一安心。外出中でもスマートホンでテレビ電話のように会話ができる。便利な世の中だ。

虫を描く

1週間前の話になってしまたが、7月最後の日曜日、長男と二人で理科ハウスワークショップに参加した。

ワークショップの内容は昆虫を観察し、描くというもの。見たとおりに手で描くと言うことと、描くために対象物をよく観察しなければならないと言うことがこのワークショップでのねらい。

今回、描く対象はセミの抜け殻を使った。セミの抜け殻などこの時期そこら中で見つけることが出来る割にはあまりじっくりと見ることはなく、「よく観察する」ためには適材。
また、描き方の手法の一つに、一部分の拡大図を描くことがあるが、その場合、拡大する部分を切り離したりすることもあり、生きていない抜け殻の方が都合がよい、と言うこともあったようだ。

長男は、このあたり、得意分野のよう。仕上がりも上々だった。


長女、海外旅行

6日、土曜日
長女を、イギリスに住んでいる弟の家へ向けて送り出す。
出発は羽田から、直行便。約1週間の予定でホームステイさせてもらう。

海外旅行は2回目だが一人旅は初めてのこと。航空会社のサービスで子どもの一人旅をサポートしてもらえるプログラムもあり、出発のチェックインから到着後ゲートから出て、出迎えの人(申込時に指定した人)に渡すところまで航空会社の人がサポートしてくれる。出入国の手続きなどの親の心配はすこしでも軽減される。

旅行を通じて、長女の成長を期待する。




タンタンショップ

最近、「タンタンの冒険」シリーズが気に入っている長男。都内にキャラクターショップがあることを知り、2人で行ってみた。
http://www.tintin.co.jp/shop/shop_tokyo.html

表参道にあるお店は、こぢんまり、こぎれいといった印象。
置いてある商品は、ノート、Tシャツ、タオル等々。他にもコレクター向けのポスター、フィギュアなど、大人向きのものが中心だった。
人の少なそうな、開店直後を狙っていったこともあり、客は私たちだけ。その分ゆっくり見ることが出来たが、あまり子どもが目を輝かせて喜ぶような感じではなかったのがちょっと残念。

唯一長男が興味を示した書籍を購入。「タンタンの冒険その夢と現実」
この本、全エピソードの時代背景や取材の資料などが載っている。

Friday, August 05, 2011

iPod and GPS

そんなわけで、iPod touch (第4世代) を使うようになったのだが、iPod touch にはGPS 機能がついていないと聞いていて、位置測位が必要なRunKeeper とか Nike+ GPS などのアプリは使えなくなるものと思っていた。
しかし、Mobile WiFi Router といっしょに外出すると、かなり正確に自分の位置をとることが出来ている。
ランニングアプリも有効そうだ。
ランニングを休んでいる理由にはならなさそう。続けるための気力の方が重要そうだ。


Mobile Me

自分の使っていた iPhone を長女の持っていた iPod と交換した。
子どもに携帯電話を持たせることについては、いろいろ考えることもあるが、ここで取り上げたいのは位置情報について。

iPhone や iPod, iPad には、「なくしたiPhone を探せる」という触れ込みで、遠隔のPCから端末デバイスの位置を確認できるような仕掛けがある。https://me.com/find/ja-jp/目的としては、万一無くしてしまっても、どこに忘れてきたか、どこで落としてしまったかが分かり、容易に見つけられると言うことなのだが、これを子どもに持たせている場合には、子どもがいまどこにいるかが分かるというわけだ。

普通の携帯電話(フィーチャーフォン)にもGPSがついていて、「iPhoneを探す」と同じように位置検索をかけることが出来るが、このサービスを利用するには利用の申し込み(別料金)と、プライバシー情報に関する利用の承諾書を出すなど、かなり手続きに手間がかかったように記憶している。

「iPhoneを探す」の容易さと比べて天と地の差。同じようなサービスを手に入れるのに比べ、なぜこんなにも違うものか。

オープンオフィス/RoboLab

勤務先でオープンオフィスが開催され、参加した。
節電のなか、今年は開催しないかも、と考えていたが、「どのように節電に協力しているかを家族に見てもらうのもよい機会」ということで、規模縮小ながら開催された。

中学になった長女は不参加。今年は、長男だけが会社に訪れた。
昼食どき、食堂で見かける他の参加者は、未就学児の家族がとても多く目立つのだが、中学生くらいの参加者や、社員のご両親と思しき方の参加までいろいろ。各ご家庭での会社への関心もそれぞれなのだとおもう。

長男が参加したブログラムはROBOLAB 教室。3年前に長女も経験した教室で、LEGO MINDSTOMS を使ってプログラミングを覚えるもの。
レゴで作ったロボカーのモーターの回転する方向、パワー、時間などを組み合わせて、コースの通りに走るようにする。

長男は、最初にやったいくつかのサンプル課題をやっているうちに理屈を覚え、すぐにコース用のプログラムに応用させていた。取り組んでいる様子が嬉々としていて本当に楽しそうだった。


Thursday, August 04, 2011

富士登山

ほぼ毎年、夏休みに行っている、家族でのウォーキング。

今年は、長男と私の二人で富士登山にすることにした。長男としては前の週にやっていたサマースクールでの東海道ウォークがよい足慣らしになったと思う。

富士登山、手配を始めた時にはすでに山小屋が満室。旅行会社の企画するツアーに参加するしかなかった。

ツアーは横浜駅に集合、バスにて富士山へ向かう。5合目にバス到着後、身支度を整えるために1時間ほどとってから登り始めた。天気はあいにくの雨。上の方では晴れているとの情報もあったが、雨具を着けての歩き始めだった。

長男は、5合目登り始めから頭が痛いと高山病の症状を訴え始めた。まさか、ここでのギブアップは考えていなかった。
フラフラで倒れそうになりながらも、なんとか頑張って7合目まで到着。予定の山小屋は8合目にあったが、7合目の同系列の小屋に泊まらせてもらうことにした。
5合目から7合目まで標高差約300メートル、約2時間で登ったが、よく頑張ったと思う。

山小屋の人に教わり、すぐ上にあった救護所で高山病の症状を診てもらうことができた。救護所にはここにはドクターが駐在。アシスタントの医大生もいて、血中の酸素濃度を測ったり、ストーブで暖めてもらったりして手厚く見てもらった。診断としては、さほど重くないものの高山病。最終的に20分ほど酸素を吸入させてもらうことができた。酸素の効果はテキメン、すぐに元気になったが、小屋に戻るとまたすぐに横になり眠りはじめ。
ドクターの話では、体内に酸素を保持しておく能力も関係しているとのこと。子どもだと徐々に体内から酸素が減って行くのだそうだ。

夜中に1度目が覚めたものの、結局、翌朝の日の出まで 12時間近く睡眠を取った。

翌日は日の出を拝んだ後、早々に下山。5合目まで戻るとすっかりと元気になっていた。

長男の初富士山、最初はお鉢回りをしようと張り切っていたが、叶わず。これで山嫌いにならず再挑戦してもらいたいと思う。