Friday, February 27, 2009

学校における携帯電話の取り扱いについて

子どもが学校から持ち帰ったプリントに表題のものがあった。主旨としては、文科省の見解があり、それに沿った形で学校としてのルール--より詳細な事柄についての決まりを通知し、現状の再考を促すものだった。
文科省の見解
1)携帯電話は原則禁止
2)やむを得ない場合、許可を申請させるなどして例外的に認める

学校としてのルール
1)非常時以外は使用しない
2)危険なサイトにはアクセスしない
3)携帯電話を友達に貸さない
4)困ったことや分からないことがあったら、すぐ保護者に相談する
自分の考え、我が家で妻と話しているポリシーからすれば何とも当然のように思えるが、これをプリントとして配るということは、必ずしも上記の通りの使い方が出来ていない部分があるということなのだろう。実際に子どもたちへの使い方の指導については各家庭の自主性/判断により、親子で行うべきことと思うが、それが学校の考えやルールと対立する部分もあるのだろう。

学校のポリシーが明らかになり、そのことについては歓迎するが、逆に個々の取り決めについて個別の対応が発生し苦慮するような事態も起きうるだろう。

世の中何かと、他人に決めてもらいたがる風潮があるが、良識に基づいた個別の判断で丸く収まるのなら、それに越したことはないと思う。

Thursday, February 26, 2009

コインの音

コインの音に関する記事に相継いで遭遇した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090224-OYT1T00531.htm
硬貨を落としてぶつかったときの音で真贋を判定する鑑定方法を警視庁科学捜査研究所が開発したという記事。
へぇ、そんなことも出来る時代になったのかと思いながら読んだ。この記事が記憶に残っているうちに、今度は理科ハウス日記にコインを落としたときに五円玉と十円玉では違う音程の音が出る、との記事。http://licahouse.com/diary.html

面白い偶然もあるものだ。こんど理科ハウスに行くときに、記事でも持って行ってみるか。

Tuesday, February 24, 2009

花粉観察

日曜日、午前中に理科ハウスを訪ねる。

先週からふと思いつき、毎日花粉の飛び具合を観察しようと、昼間のあいだスライドグラスを出しておくことにした。

一週間分を持って理科ハウスに行き、顕微鏡を貸してもらって観察。理科ハウスでも杉花粉に関する資料を準備中。この季節の関心事として外せないのだろう。杉花粉がどのような形をしているか、見分け方も教えて頂いた。
子どもたちは、顕微鏡でみる杉花粉には「ふーん」という程度の感想。学校でもあまり話題にのぼっていないのか、花粉症に縁がないためか、子どもたちはほとんど興味なし。

自由研究にも調べ勉強にもいいテーマだと思ったのだが、手応えのなさにがっかり。

顕微鏡では、ざっとみたところ、2/16, 2/17 の花粉の量が多い。20日の天気は雨のち晴れ。天気の記録とあわせてみると面白そうなのだが・・・


400


100

以下、40

 


2/16


2/17


2/18


2/19


2/20


2/21

フラッグ練習

21日、土曜日、
予予定していたフラッグフットの練習はグランド・コンディション不良のため中止。

翌日曜日は岸根高校で練習試合だったのだが、長男はもともと約束があり不参加。私だけ、コーチとして同行した。フラッグの試合は初めての経験だったが、いろいろと新しいことが分かりよかったと思う。

自分の担当は低学年のチーム。子どもたちの集中力は2試合がやっと。15分ハーフで試合をすれば、ボールデッドで時計を止めなかったとしても2試合で1時間、3試合やれば1時間半。無理もないか。むしろ、よく3試合できたと褒めるべきかも知れない。

相手チームは試合経験が浅いことがすぐに分かるくらいだったが、「うちも一年前はあんなもんでしたよ」とあるコーチから教えてもらった。プレーの理解は練習の賜物なのだろう。チャートを見せれば通じるし、基本的なルールも理解しているようだ。

長男、キャッチアップできるか?

Thursday, February 19, 2009

あるエンジニアの呟き: お釣りの計算

あるエンジニアの呟き: お釣りの計算というblogの記事から、
アメリカ流のおつりの数え方が、日本流の10円(10c)単位ではなく、quater (25c)単位の方が実生活上役に立つというはなし。たしかにそうだよな、とハッとさせらた。

もう一つ、19日付け、日経朝刊のスポーツ面囲み記事から、
WBCに向けての準備具合について、アメリカメディアの取り上げ方は、日米の温度差を皮肉る内容だとの紹介。「米国で現役の監督が離れることを許す球団はないだろう」とも。アメリカ流の皮肉かとも思うが、敗戦の時の言い訳への布石ともとれる。

これからのGlobal世代の子どもたちには、このようなカルチャーの違いも意識できるとよい、と思うのは欲張り過ぎか。

カリスマ先生

カリスマ先生とは、いかにもテレビ的なタイトルだと思うが、ビデオをセットしておいた。

放送はオンタイムでは見られなかったが、月曜日の夜撮ってあった番組を見た。番組中、いろいろな先生方のユニークな授業法により、子どもたちが興味をかき立てられて授業に引き込まれている様子が良く分かった。ペーパークラフトの授業も紹介されていたが、折紙好き、ペーパークラフト好きな長男にも、是非、先生の授業を受けさせたいものだ。本も出されているようだが、すでに絶版のよう。残念。

同じ番組で、立命館小学校の取り組みも紹介されていた。立命館小学校というえば、陰山英男氏が副校長を務める学校。番組に陰山氏は一切登場しなかったが、陰山式の教育が実践されている学校、と思いながら番組を見ていた。
分からないことは自分で辞書で調べる、辞書についた付箋(自分が調べた言葉)の数が自慢になり競って調べるということが習慣付いているのがうらやましい。

Sunday, February 15, 2009

100マス計算効果

再三登場の陰山式100マス計算。ヒューマンラボで言っていたことを実践に移し、1週間同じ問題で続けさせてみた。長女の方は見事にタイムの毎日向上している。土・日、久しぶりに対決した。以前、親子対決をしていたときには大台を切れるかどうかの瀬戸際だったが、その後対決を止めてしまうと全く手の届かないタイムに後戻り。この1週間同じ問題を続けて自信がついたのか、長女の方から対決を申し入れてきた。

結果大幅な向上が見られた。本人にとっては新記録。大台から15秒くらい速いタイムで本人大満足だった。来週からまた新しい問題に切り替わる。どこまで改善されるか楽しみ。

サイエンスカフェ

今月の理科ハウスでのサイエンスカフェが土曜日にあった。
今月のテーマは、「石原純の世界」。物理学者石原純氏の経歴・生涯を日本大学名誉教授の西尾成子氏がお話ししてくださる、というもの。

今回私は参加しなかったが、妻と妻の両親が聴講した。相対性理論、量子論の研究者に関するお話ということではじめは構えていたようだが、カフェがはじまってすぐに「判りやすいお話」であることがわかり、安心し、楽しめたそうだ。満足したようで良かった。

写真は、カフェでだされたクッキー。お土産にうちに持って帰ってくれた。

フラッグ練習

この週末、2月とは思えないほどの陽気だった。
金曜日は昼間から春一番が吹き荒れ気温はぬるいくらい。土曜日の午前中、長男と一緒にフラッグフットの練習に行ったが、ゴールデンウィークくらいの暑さだと話し合うほどだった。

フラッグフット、この日の練習はお弁当持参での4時間練習。クラブ内チーム間の練習試合を何本か行った。新2年生チームにとっては体力的にキツイ。一試合15分ハーフだが、1試合集中を続けさせるのはとても難しいことが分かった。
また、今回初めてハドルコーチにはいったが、選ぶプレーによって走る選手などが偏ってしまい、消耗度合いが異なる。またボールが渡らない子どもにとっては「つまらなく」なってしまうので、選手起用の難しさを痛感した。
この日は練習試合を2試合やったが、子どもたちはよく頑張ったと思う。

タイプ数カウンター

情報考学 Passion For The Future での紹介を見て面白そうだと思った。

紹介の記事では、やはりと言うべきかAIUEOの母音の使用頻度が高い。またそれ以外でもKSTNHRなど子音も多いので、ローマ字入力されていることは容易に想像がつく。私はかな入力なので、どのような傾向が出るのか楽しみ。

数学で犯罪を解決する」で取り上げられている米ドラマ NUMBERS のあるエピソードでは、キータイプのリズムに現れる個人のパターンをカギに犯人を特定するというものが合ったが、似たようなリクツで頻繁にタイプするパスワードなども推測されてしまったりして・・・・。
あるいは、キータイプを見張っているのだろうから、spywareと同じようなことをしているのだろう。Anti Virus ソフトで悪質ソフトウェアと見なされるかも。

Friday, February 13, 2009

子どもの読書

blogのテーマとして子育てとIT、ネット問題の投稿が多い、吉田 賢治郎さん。いつもblogを楽しみに読んでいるが、子どもたちに読書をすすめる内容の記事が最近続けて掲載された。


読み聞かせを通じて子どもたちと関係を築くこととか、親子読書を通じて子どもが本を好きになること、言葉や歴史や社会を覚えることなど共感する部分も多く、子どもが通っている学校で実践していることも多い。

が、三つ目の記事についてはちょっと疑問を感じる部分もあった。
どこまで子どもの自主性にまかせるか、という保護者としての考え方の差によることだと思うがおおむね2点において考えが異なる。
ひとつは、子どもが読みたい本だけでは本が偏りすぎるのではないかということ。親の立場だけで選んでも偏りすぎると思うが、子どもが読みたい本だけでもいけないと思う。「読ませたい本」リストは片方で持っていながら、子どもがそのリストのなかから本を選んできたら消し込んでいくようなことも必要なのではないかと思う。

もう一点はネットでの本の選び方。親の本選びという観点。親が子どもへのプレゼントとして選ぶときや、知人にプレゼントとして贈ったりする場合に役立つかどうか、という視点だ。
オンラインショップではたいてい本を選ぶときの対象読者のレベル(年齢や学年)に関する参考値がない。漢字の含まれ具合、ふりがなの有無、ものがたりの難しさ等々を考えた参考値だ。本の完成度という観点では、amazon のカスタマーレビューをはじめ、たいてい口コミ評価が分かる仕組みになっているので参考になるだが。とくにお祝いなどギフトにしようとした場合などは、「この本はとても評判が良いのだけれど、難しすぎたり、易しすぎたりしないかどうか」が心配になる。
絵本ナビamazon 和書 こどものサイトだけが年齢別に分類されていたので、役に立ちそうだ。

それ以外に、私の経験では「全国学校図書館協議会」が何年かごとにだしている「よい絵本」が参考になりそう。オンラインショップのBK1ではよい絵本というカテゴリで本をまとめているので便利だと思う。
それ以外にも「よい絵本」で検索すると個人で本を紹介しているサイトにたどり着く。


Thursday, February 12, 2009

ズーラシア

2月11日、建国記念日、子どもたちが学校からもらってきた無料招待券があったので、一日ズーラシアで過ごした。ズーラシアは今年で10周年とのこと。それを記念しての招待だそうだ。ズーラシアは、我が家としては初めて行くところ。オープン当時、キリンの祖先のオカピが日本で唯一いる動物園として話題になったが、オカピを見られることを楽しみにしていた。

動物園は比較的新しい設計のようで、ひとつには動物たちに優しい、すなわち広く作ってあるので人がいるところからは動物たちが遠くて見にくいとの案内だったので、双眼鏡を持参。子どもたちで奪い合いになったが役に立った。また、同じ動物をいろいろな角度から見られるようにレイアウトされているので、「遠くて見にくいなぁ」と思いながら先に進むと、おりのワキの方の近いところから見られたりして、展示方法に新鮮みを感じた。

動物園で私の視点から、印象に残ったのは全体的にとてもサービスが行き届いていて満足したこと。
たとえばレストラン。昼食は園内にあるレストランで摂ったのだが、大勢が集まり食事場所の選択肢が限られるという意味でスキー場のレストランと比べてしまうが、テーブルへ着く人たちをコントロールしているため、トレイを持ったまま席が見つからずうろうろするようなこともなく、案内をしてくれる係の人たちのふるまいも行き届いていて不快な思いすることはなかった。

天気は入園してすぐにぱらぱらっと雹が降った以外は雨具いらず。しかし、一日通して気温は低く寒かった。寒いなか、子どもたちの様子はそれぞれ。長女の方は分かりやすい。疲れたりお腹が空いてくると不機嫌になる。昼食間際はぶーたれていたが、レストランから出たあとは機嫌よく、またしばらく見て疲れてくると文句たらたらという具合。長男の方は、ちょっと興味を引くものがあるとパッと走り出してしまう。好奇心のかたまり、ここでも発揮という具合。子どもたちには総じて好評。無料券は4月まで使えるので、また行けるとよい。

Tuesday, February 10, 2009

今度は火山

学校で発表する調べ勉強が楽しくて仕方がない長男。二週続けて漢字(さかなへん、とりへん)を書いたあと、次なる興味は火山だとのこと。
先週、浅間山の噴火がニュースになり、浅間山は毎年行っている軽井沢から近いこともあり、関心を引いたのだろう。

日曜日、理科ハウスと図書館に行ったときにたくさん本を借りてきた。
中でも理科ハウスで借りた「世界一おいしい火山のはなし」は、チョコレート、ココア、マヨネーズ、コーラなど、身近にあるものを使って火山に関連するいろいろな現象を再現する実験がのっている。噴火、溶岩ドーム、火碎流、地層の隆起などを再現するわけだ。実験材料はすべて食べ物でやっていることも面白い。

子どもたちにも分かりやすく説明出来るよう、まずは自分が勉強せねば。

理科ハウス


忙しい週末だったが、なんとか理科ハウスにも行き、長女も毎週書いている理科の研究ノートも書くことができた。

今週は、理科ハウスにあった新しい展示(クイズ)をテーマに選んだ。展示内容は、大学入試の問題からアレンジした問題だそうだが、手回し発電機を回したときに負荷の有無によってハンドルの重さがどのように変わるか?というもの。長女は実験をする前に結果を予想してから試していたが、良いことだと思う。結果はやってみれば分かるのだが、長女のノートはそこまで。もう一歩踏み込んで、「なぜそうなるのか?」まで疑問に思い、調べられるとより理解が深まるのに、と思う。

日経PLUS1

土曜日の新聞の楽しみは、日経PLUS1
今週から紙面の内容が変わり新しく「親子教室」が始まった。先週から告知があったので楽しみにしていたが、初回の記事は「子ども料金の『子ども』って何歳まで?」。電車、バス、映画、動物園などによって異なる「子ども」をまとめただけの記事。ちょっと期待外れ。

代わりに、今まであった「頭脳体操」欄がなくなった。これも、漢字クロス、間違い探し、ナンバープレース(数独)がのっていて、たまに子どもたちと取り組んでいたのだが。こちらもちょっとがっかり。

Monday, February 02, 2009

掛け算の順番

長女の算数プリント。掛け算の順番が入れ替わっていることでバツになっていた。
長女と妻で誤正ノートを使いながら復習。
掛け算の答えにつけられる単位が先に書かれなければならない
というのが二人の結論。分かりやすくて良いなぁと思った。

再三登場、陰山英男先生の「ヒューマンラボ」からの引用だが、
お皿にリンゴが3コのっています。そのお皿が8皿あったら、リンゴは全部でいくつあるでしょうか?
という問題。立式は、
3コ × 8皿
が正解で
8 × 3
とすると間違いになる。
文章題を数式に直す"翻訳"が頭の中で結び付けられるようになるのだそうだ。

今回のように、自分なりの決まり(方式)を見つけられると理解できるようになるのだろう。

受験シーズン

1日、日曜日。毎月の「海岸を走る会」に参加するために海岸へ向かう。いつもとおる道は学校の横を通るのだが、この学校は中高一貫の私立校。1日は入試の日に当たっていた。
いつもは静かで優美な松並木の風景なのだが、今日だけは雰囲気が違う。やたらに人が多いし、学習塾の小旗や腕章をつけている人たちも目立つ。

いまは他人事ながら、いずれは子どもたちも通る道と思う。
受験生の皆様、頑張ってください。

Sunday, February 01, 2009

漢字調べ

最近、漢字にはまる長男は、調べ勉強にも漢字を取り込む。31日の土曜日には、「魚のつく漢字」をまとめた。下書きは前もってやっておいて、午後いっぱいかけて模造紙に書いた。枚数は3枚程度。

字は、築地魚市場のサイト(http://www.tsukiji.or.jp/)を参考にしたり、辞書を見ながら親が選んで書き出した。後で数えてみると60文字くらいになった。
漢字で、とくにコンピューターで扱うときに問題になりやすいのが異体字の扱い方だが、今回の調べ勉強でも異体字が登場した。もちろん、子どもはそんなことは気にしていないようだが。
興味深い分野だがなかなか自分で踏み込んで調べようとは思わない。

魚のつく漢字、書いた字は、こちらにまとめてみた。

やっと一息ついたかと思った日曜日。そういえばと思い、おもちゃ箱を探してみると「ととあわせ」が出てきた。下書きをまとめるときにこれを使っても良かったのだが、うちにあることを忘れていた。「ととあわせ」に出てくる字の大半は含めることが出来た。
「ととあわせ」といっしょにでてきたのは「鳥あわせ」。ついでのように、今度は鳥の漢字も調べたいといいだした。

これも模造紙にまとめるだろうか・・・・?


英語、なるほど。

最近見ている米ドラマ。そういうことなのか、と一人で納得することがあった。
FBIが主な登場人物の犯罪捜査もののドラマ。いろいろなシーンで、米市民がどちらかというと政府のことを自分たちの自由を阻害する疎ましい存在と見ているように感じられる。
たとえば、捜査で図書館を訪れれば、「連邦(Federal)の方ね」と渋々捜査に協力する場面。

で、「なるほど」と思ったのは。"G-men" というのはどちらかというと皮肉を込めた隠称として使われるのだということ。つまり、"G-men"の"G"はGovernment、「政府の方」という呼び方。

Gメンというと、その昔にも日本で流行った刑事物のドラマで、刑事役の人たちを憧れの対象として呼んでいる印象があったのと対照的だ。
ひとりで納得、という感じ。