blogのテーマとして子育てとIT、ネット問題の投稿が多い、吉田 賢治郎さん。いつもblogを楽しみに読んでいるが、子どもたちに読書をすすめる内容の記事が最近続けて掲載された。
読み聞かせを通じて子どもたちと関係を築くこととか、親子読書を通じて子どもが本を好きになること、言葉や歴史や社会を覚えることなど共感する部分も多く、子どもが通っている学校で実践していることも多い。
が、三つ目の記事についてはちょっと疑問を感じる部分もあった。
どこまで子どもの自主性にまかせるか、という保護者としての考え方の差によることだと思うがおおむね2点において考えが異なる。
ひとつは、子どもが読みたい本だけでは本が偏りすぎるのではないかということ。親の立場だけで選んでも偏りすぎると思うが、子どもが読みたい本だけでもいけないと思う。「読ませたい本」リストは片方で持っていながら、子どもがそのリストのなかから本を選んできたら消し込んでいくようなことも必要なのではないかと思う。
もう一点はネットでの本の選び方。親の本選びという観点。親が子どもへのプレゼントとして選ぶときや、知人にプレゼントとして贈ったりする場合に役立つかどうか、という視点だ。
オンラインショップではたいてい本を選ぶときの対象読者のレベル(年齢や学年)に関する参考値がない。漢字の含まれ具合、ふりがなの有無、ものがたりの難しさ等々を考えた参考値だ。本の完成度という観点では、amazon のカスタマーレビューをはじめ、たいてい口コミ評価が分かる仕組みになっているので参考になるだが。とくにお祝いなどギフトにしようとした場合などは、「この本はとても評判が良いのだけれど、難しすぎたり、易しすぎたりしないかどうか」が心配になる。
絵本ナビとamazon 和書 こどものサイトだけが年齢別に分類されていたので、役に立ちそうだ。
それ以外に、私の経験では「全国学校図書館協議会」が何年かごとにだしている「よい絵本」が参考になりそう。オンラインショップのBK1ではよい絵本というカテゴリで本をまとめているので便利だと思う。
それ以外にも「よい絵本」で検索すると個人で本を紹介しているサイトにたどり着く。
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