発音を表す記号がアルファベットだと思えば、ヘボン式はその発音に即した表記方法だと思えるし、日常生活では、電車・駅の表示板、道路案内板からパスポートの記名などを考えてもたいていのものはヘボン式で書かれているので、この学校の指導方針について特に異論はない。
ローマ字で混乱しているひとつの理由は、表記方法に複数方式があり統一されていなく、パソコンの普及により入力するためにローマ字を使う機会が増えているにもかかわらず、表記に関して主流とする方式が示されていないため何が正しいかが不明瞭なためだろう。特にパソコンの入力に関しては複数方式が許容されているので分かりにくさが上長される。
訓令式に関しては、母音、子音のマトリックスから機械的に割り当てるので、パソコンを含め機械化の面からは効率がよいのだと思う。曖昧さが多く揺れがあるのは「し」や「ち」や拗音などだろう。
下手な入力練習ソフトでは訓令式のつづりを唯一正解とするものもあるようだが、実務では入力が速いのに練習ソフトは高得点がでないということもあるかも知れないが、自己満足の世界か。パソコンの入力に関しては、本人の好みや訓練で好きにすればよい。
ローマ字に関してはいろいろと思うところがあるが、こんなところで自分で納得しておけば良いか。
下記は、wikipediaからの引用
対比ここでは、「し・ち・つ・ふ・じ」の表記から、大きく日本式系とヘボン式系に分けた。
方式 し ち つ ふ じ ぢ てぃ おう おお んあ んば っち を(助詞) 発音(参考) [ɕi] [tɕi] [tsɯ̈] [ɸɯ] [dʑi] [dʑi] [ti] [oː] [oː] [ãa] [mba] [tːɕi] [o] 音素(参考) /si/ /ci/ /cu/ /hu/ /zi/ /zi/ /ti/ /oh/ /oh/ /na/ /nba/ /qci/ o 日本式系 訓令式(第1表) si ti tu hu zi zi ô ô n'a nba tti o ISO si ti tu hu zi zi ô ô n'a nba tti o ヘボン式系 英米規格 shi chi tsu fu ji ji ti ō ō n'a nba tchi o 外務省ヘボン式 shi chi tsu fu ji ji mba tchi o 道路標識ヘボン式 shi chi tsu fu ji ji o o n-a mba tchi 駅名標ヘボン式 shi chi tsu fu ji ji ō ō mba tchi
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