Friday, January 30, 2009

誕生日プレゼント

もうすぐ長男の誕生日、いつものとおり、本のプレゼントを準備した。

どんな本がよいか見ようと、丸の内の丸善書店に立ち寄り、一通り書棚を眺めてから電話をして妻に相談。さらに本人たちに欲しい本があるかどうか聞いてもらった。
物語の本をリクエストされたのだが、最近の我が子の傾向から想像していた本とは全く違った。
図鑑好きなので絵がきれいな本で、親心としては物語も面白いもの・・・・・と思って眺めていたので予想は大外れ。
本には、誕生日のメッセージを書いて、贈ろうと思う。

長男へ

Tuesday, January 27, 2009

脳トレと学校の宿題

陰山英男のヒューマンラボ。(http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/)過去の放送分をじっくりと聞き直してみた。

 先生のひとつの論点、2009/1/3配信の「基礎はだいたい出来ているというのは、出来ないのと同じ!」で言っているのことだが、基礎の基礎たるところは100点満点でないとだめだから基礎なのだ、ということ。基礎の後に続く学習では基礎が出来るようになっていることが前提になっているから、すこしでも基礎にほころびがあるとその上には積み上がらない。
 また、このコラムの何回か分をまとめて聞いてみて分かるのは、先生の論点。すなわち、先生が重視しているのは脳トレ。脳トレをさせて頭の回転があげられるようにしてやることが学校での成績、偏差値の向上につながっている。その脳トレにつながる勉強法は何か?という観点で話されることが多い。
 いずれも、そのとおりだなぁと思う。

振り返って、我が子が学校から出される宿題や、学校で取り組んでいる勉強。案外共通点が多いように思う。たとえば、
  • 読書、音読
  • 100マス計算は、毎日やる、記録をつける
  • 立式には単位をつける
等々
効果があるよう、期待したい。

三樹の教え

これ、ちょっと気になっていたことわざ。
以前の上司の机の前に貼ってあったので、言葉の内容は覚えていたのだが、出典などは知らなかった。webで探して、次のページに行き当たった。
「三樹の教え」として有名な中国のことわざです。 
一年の計は穀を樹うるに如(し)くはなし。
十年の計は木を樹うるに如(し)くはなし。
終身の計は人を樹うるに如(し)くはなし。

ご参考:
一年之計、莫如樹穀、十年之計、莫如樹木、終身之計、莫如樹人。
最近、このことわざの重みを切に思う。
こんなことを考えるようになったのは、ひとつは、長男の四字熟語、ことわざ調べに感化されたから。もうひとつには「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」を読んだから。この本では「時を告げるのではなく、時計をつくる人」という言葉で表される。好業績を維持する強い会社は、会社が「理念」を持ち、社員に浸透させることで活性化した組織を維持する仕組みをもっている。このことと「人を育てる」ことは相通じる。

Monday, January 26, 2009

ラジオの感想

陰山英男のヒューマンラボを最近、聞くようになった。

1月24日の放送は「必ず集中できる自分独自の型を作れ!」というタイトル。
  話の前半は、「まあ、その通りだよな」というあたりまえの感想。
  後半に出てくる、頭の回転をあげるために集中させることが必要 (IQという指標は車で言えばタコメーターにあたる)
  集中させるためには、時間を区切って、たとえば夜10時以降は勉強させない、というような工夫が必要、と言う部分。
  なるほど、これをヒントにしてみよう、と思う。

理科ハウスで勉強

25日 日曜日
いつものように、長女の宿題の助けのために理科ハウスへ。
1階の展示では、「ハリガネムシ」「タネの分類」が新しかった。
「ハリガネムシ」は、カマキリなどの昆虫に寄生する生き物。冬のこの時期にだけ本体が表に出てくるのだそうだ。 市内の渓流で見つけた、生きているものが展示されていた。

うちの子どもたちに人気だったのはタネの分類クイズ。「ダイコン」「ハクサイ」「キャベツ」のそれぞれ仲間のタネはどれ?というもの。答えを教えてもらって、「あー、なるほど」「へー、そうなんだ」という感想。子どもの勉強という意味では、もう少し発展して科・属の分類くらいは調べられると良いと思うのだが。
長男の方は、おなじ属・種の仲間同士を並べて植えておくと、交配されてしまい見たこともない種類の子孫ができるというはなしを聞き「やってみたい」とすぐに反応。相変わらずの好奇心だ。しかし、実際に実験するとなると2世代3世代観察せねばならずサイクルの長い実験なので、面倒を見る側としてはちょっと遠慮したい。

もう一つ楽しそうだったのは、静電気実験。
ライデンビンなどを使って帯電させ電気ショックを体感したり、自分が帯電していくと髪の毛が逆立っていったりすることを体感。(実験では、帯電が良くわかるように、ビニールひもをクラゲ状にしたポンポンを持っていた)
この実験も楽しそうに、何度も繰り返す。やはり子どもにとっては、「目に見える」というのが大事なのだろうなと思う。 

下は、準備中の展示、「オリオン座」を横から見ると・・・・に感化され、自宅でmitakaをつかって表示してみた。長女も良くわかったようだった。
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Friday, January 23, 2009

おもちつき

1年生のお手伝いのため、おもちつきに参加させて頂いた。

週間予報、前日予報とも、ずっと雨予報だった。当日の天気は晴れることはなかったが雨は降らず。子どもたちはたこ揚げなどの外遊びもできたようだ。よかった。

案内された時間に到着すると、すでに皆様いらしていて活動中。何か集まって指示・案内があるのかと思っていたがそのまま準備に流れ込んだ。 

もちつきは、わたしとしては大好きなイベント。 
子どもの頃、親戚が集まって自宅の庭でもちつき大会をやっていたり、中学・高校時代も学校の寮で同じようにもちつき大会をやっていたので、段取りも分かっている。
その頃は、ドラム缶で湯を沸かしその上でせいろを蒸したりしていたし、段取りと言えばそのために火をつけるところから見ているので、体で覚えている。子どもながらに遊びながら横で見ていても、毎年の行事なので覚えていくのだろう。(ある説によれば、子どもが好きなのは、火と棒と水なのだそうだが、その三要素ともそろっている) 

最近では、幼稚園、学校でもある教育的にもちつきイベントを取り上げるので、その雰囲気が一部しか伝わらないようで寂しく思う。安全面など考慮しなければならない事情が以前よりも多いこともあるのだろう。ちょっと残念に思う。 
家族でのもちつきでもう一つ印象に残っているのは、いろいろな味付もちをつくこと。 好みで言えば、桜エビ、青のり。これをもちをついている途中で適量入れると、きれいにピンク色や草もちに仕上がる。桜エビなどは潮の風味がとても良いと思う。

お風呂場教室

長男との入浴風景、
バスタブ脇のタイルを黒板代わりに、クイズの出し合いになる。

最近のテーマは漢字。
長男からの出題は、漢字のパーツから書いていき、「これ何という漢字だ?」というもの。
はじめ、「東」を書こうと思っているかと思いきや、払いを書かずに「車」に変化、かと思うと、「軍」になり、最後答えは「運」でしたという具合。
もう一つのテーマはさかなへんの漢字。「鯨」「鮫」あたりは覚えたようだが。

風呂場でのこういう光景は、子どもにとっては記憶に残りやすいシチュエーションなのではないかと思う。
また風呂場という条件ゆえ、いろいろと制約も出てくる。
辞書が引けないので、あまりいい加減なことは言えない。自らの知識、記憶がしっかりしていないと。



Sunday, January 18, 2009

サイエンスカフェ

日曜日の午後、理科ハウスで行われたサイエンスカフェに参加してきた。
子どもたちにはテーマが難しかろうと思い、参加したのは私だけ。しかし、小学生らしい子どもたちも数名参加していた。

テーマは「はじめての量子論」 昨年、日本人物理学者がノーベル賞を受賞したことに機に開かれたものだ。

講師は、最前線の研究者ではないが、横浜の高校で物理を教えている教諭。テーマに関しては専門分野の先生だ。
話の内容は、ここに改めて書くほど理解も出来ていないので省くが、サイエンスカフェを聞きながら思っていたことを書こう。

一言でいえば、素人に分かるように話すことの難しさ。
話す側にしてみれば、テーマに関して詳しく知っているが故、あるテーマについて話そうと思うと、聴衆が素人で前提知識がないことを踏まえて話を構成しなければいけない。が必要以上に話しをしていれば時間が足りなくなる。ジレンマだろう。

私はJAXAマンスリートーク の録音を後からpodcastで聞くのだが、マンスリートークでは解説をして頂く専門家の他に、科学ジャーナリストの方が進行役として全体をコントロールしている。講演時間だけではなく専門家の話の内容をうまく調整し、聞きたい部分は分かりやすくかつ詳しく突っ込んで質問するし、話が難しい方にそれそうになるとうまく話題を切り替えたりしている。

今日、お話を頂いた先生も普段は高校生を相手に教えている先生なので、人に話すことについてはなれている方だと思う。話の内容も興味深いことばかりだったので全体としては満足いく内容だった。

写真は、サイエンスカフェで振る舞われたクッキー。
6種類のクォークを模しているのだそうだ。
u=up, d=down, c=charm, s= strange, t=top, b=bottom

Wednesday, January 14, 2009

ローマ字

学校からのプリントで、「本校では、ローマ字はヘボン式のみ教える」主旨の知らせが来た。

発音を表す記号がアルファベットだと思えば、ヘボン式はその発音に即した表記方法だと思えるし、日常生活では、電車・駅の表示板、道路案内板からパスポートの記名などを考えてもたいていのものはヘボン式で書かれているので、この学校の指導方針について特に異論はない。

ローマ字で混乱しているひとつの理由は、表記方法に複数方式があり統一されていなく、パソコンの普及により入力するためにローマ字を使う機会が増えているにもかかわらず、表記に関して主流とする方式が示されていないため何が正しいかが不明瞭なためだろう。特にパソコンの入力に関しては複数方式が許容されているので分かりにくさが上長される。

訓令式に関しては、母音、子音のマトリックスから機械的に割り当てるので、パソコンを含め機械化の面からは効率がよいのだと思う。曖昧さが多く揺れがあるのは「し」や「ち」や拗音などだろう。
下手な入力練習ソフトでは訓令式のつづりを唯一正解とするものもあるようだが、実務では入力が速いのに練習ソフトは高得点がでないということもあるかも知れないが、自己満足の世界か。パソコンの入力に関しては、本人の好みや訓練で好きにすればよい。

ローマ字に関してはいろいろと思うところがあるが、こんなところで自分で納得しておけば良いか。

下記は、wikipediaからの引用
対比ここでは、「し・ち・つ・ふ・じ」の表記から、大きく日本式系とヘボン式系に分けた。

方式てぃおうおおんあんばっちを(助詞)
発音(参考)[ɕi][tɕi][tsɯ̈][ɸɯ][dʑi][dʑi][ti][oː][oː][ãa][mba][tːɕi][o]
音素(参考)/si//ci//cu//hu//zi//zi//ti//oh//oh//na//nba//qci/o
日本式系訓令式(第1表)sitituhuziziôôn'anbattio
ISOsitituhuziziôôn'anbattio
ヘボン式系英米規格shichitsufujijitiōōn'anbatchio
外務省ヘボン式shichitsufujijimbatchio
道路標識ヘボン式shichitsufujijioon-ambatchi
駅名標ヘボン式shichitsufujijiōōmbatchi

Tuesday, January 13, 2009

100ます計算の目標

同じく、陰山英男先生のblog (http://kageyamahideo.com/index.htm)から知ったのが先生が講演で使われた資料。(資料紹介の記事が書かれたblogはこちら http://kageyamahideo.com/2009/01/07164003.html)

この資料は1月3日版や10月4日版のPodcastと併せて聞くと分かりやすい。

私にとって、驚きのことといえば、
中学生を対象にしたテストで、1年生漢字の正答率平均が96%、6年生漢字の場合は33%まで下がることだ。子どもにはもっときちんと取り組ませなければ。

もう一つは、100ます計算、百割計算の目標時間
1分半から2分くらいが目標とのこと。これもまだ縮める余地がありそうだ。


Saturday, January 10, 2009

分数 約分計算

その存在を知ってから購読していた陰山英男先生のblog (http://kageyamahideo.com/index.htm)
そのblog経由で知ったのだが、陰山先生は東京FM番組でも持論、実践例を披露されている。
Podcastでも配信されているので、過去の放送を含め聞いてみることにした。

まだ数本しか聴いていないが、12月27日放送分の内容が面白かった。

分数の通分する方法を説明しているのだが、この方法で通分すれば子どもには分かりやすいのではないかと思う。
番組では 3/4 + 1/6 を説明しているが、式にするとこんな感じ。


3 9 +
1 2

2 ) 4 12

6 12


2


3
















=
9
+
2


12


12

今度、うちの子で試してみようと思う。