Monday, November 07, 2011

慰労会、雑感

昨年のPTA役員が集まり、慰労会を開いた。2年続けて今年も役に就いている方への慰労、という名目だが、皆で家族で集まり、子ども同士で遊び、大人は世間話で盛り上がり、家族ぐるみで楽しめることが嬉しい。
会もお開きになる間際、保護者たち、かつての保護者たち(後援会)、の学校に臨む態度のことが話題となった。

日本のハイ・コンテキストな文化、空気を読まなければならない文化が反映され、保護者の中でも暗黙の了解として運営されていた時期から一つ一つ細かいことまで明文化されていることを望む人が多い時期へと変わってきていることを感じる。


学校の慣例で行われているようなことでも、どのようにすればよいかは、周りの人たちがしていることを見たり、自分で考えて決めなさい。という経験もあるが、方や、最近の傾向として感じるのは、いちいち細かいこと、(禁止事項、慰労の気持ちや謝意を表わすのにどうすれば良いか)まで書かれていないと判断できないマニュアル人間が増えてきていること。

どちらがよくてどちらがだめ、と言うわけではないが、職場でグローバル化しつつある世の中を見て思うのは、ロー・コンテキストな文化が世界の中では主流だということ。文化背景の異なる人たちが集まれば、「あ・うんの呼吸」とか「行間を読む」とか「暗黙の了解」などは望むべくもない。

極端になってしまうのはどちらも困るが、「説明すること」が求められる時代だと思う。



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