Thursday, March 26, 2009

ハチの巣

22日、日曜日も理科ハウスへ行った。この日の目的はスズメバチの巣の解体。一昨年の夏、妻の実家のお蔵に作られた巣を今年の正月に取り外して持って来た。
子どもたちに好奇心があることと、理科ハウス経由で専門の先生をお願いし指導・解説いただける環境が整っていること、両方が揃って実現できたことだった。

解説して戴いたのは、昆虫にくわしい川島逸郎先生、辻功先生。理科ハウスには20人以上の大人、子どもが集まり巣の解体を見守った。
解体し始めようとするといきなりハチが飛び出してきて一時騒然となったが、ハチの正体はアシナガバチ。越冬中で動きが緩慢になっている上、元来ハチは自ら攻撃することはないので、突然刺される心配はないと、解説頂き一安心。ほかにも越冬中の虫がつぎつぎと姿を現したり、元々の巣の主だったスズメバチの死骸、スズメバチのエサになった虫の破片なども出てきた。
解体しながら川島先生の解説を聞き、ハチに関していろいろと教えて頂いた。
  • スズメバチはどんなに立派な巣を作ったとしても、再利用することはない。(巣は一度きりの使い捨て)
  • ハチは攻撃されたと思わなければ自ら襲ってくることはない
  • 自分のテリトリーを侵されているときは、カチカチとアゴを鳴らして威嚇してくるので、見落とさないようにする
  • ハチの巣の材料は、木材をハチがかじって削り取ってきたものをつかう。
  • 外壁はパイのような層構造になっていて断熱効果を持つ。
  • 巣の部位によって強度が違い、外壁は柔らかく、中の巣は重さに絶えられるよう頑丈に出来ている。
  • 巣の最初の部分は女王蜂が自分でつくるが、巣を拡張していくのはすべてハタラキバチが行う。
以下、解体の模様。
まずは外側から。外壁をそぎ落とすように切ると、中から層構造の巣が姿を現す。中は8層になっていました。

その後、先生のコレクション、ハチの標本やハチの巣を見せて戴くことも出来た。子どもたちも貴重な体験となったと思う。
理科ハウスの日記にも当日の様子が書かれているので、ご参照ください。

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