テレビについて
最近妻ともたまに話すことだが「最近のテレビ(地上波・民放)ってつまらないね」。
子供(小学生)の宿題が結構多く、放課後(帰宅後)テレビをつけている暇がない、とか、極力テレビを見せないようにしていて、子供に見せるのはNHK教育テレビ、ニュース、NHKスペシャルなどの科学、ドキュメンタリー番組、という具合に、ちょっと偏っているせいもあるかも知れない。
あ、そういえば、アニメは「日本昔話」と「ドラえもん」は見ても良いことになっている。
そのアニメにもリアルタイムでは見せず、 ハードディスクレコーダーに録画した番組を別の時間に見るのが普通だ。
そのようにハードディスクレコーダーなどの電子機器を活用し、子供たちに対しては「時間の束縛」を逃れさせようとしている一方で、自分の生活の側面から見てみると、「今日のこの時間に放送される、NHKスペシャルは見ておこう」などと思って見ることが多い。「録っておいて後で見よう」としても、後で見る時間が取れないのが常になので、放送局が決めた時間に自分の予定を合わせる方がやりやすいのだ。
やがて、情報技術の発展に従って放送の形態が今とがらっと変わり、放送局に登録してある番組に自由にアクセスし、好きなときに好きな番組を見る、なんて言う時代がくるかも知れない。
この先将来、そんな時代が来たら困るのだろうなぁ。
x月x日、新番組が登録されました。 いつでも好きな時間にご覧下さい。
と、言われても、見る番組の優先順位をつけるのが難しいだろう。特に、ドキュメンタリーなどの教養番組。今すぐに必要な知識とは直結しないが、教養のためには知っておいた方がよいような番組や、質の高い番組。これらを選別し、自分の生活の中で時間を取っていくことはとても困難なことになるだろうと想像する。
子供たちは、今からそんな練習をしているのかも知れない。
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