折りバラのいろいろなバリエーションを見つけ、自分で折ることに挑戦。
ひめみやローズ
http://tachiorigami.blog.so-net.ne.jp/2009-04-26
Robert Lang 氏
http://www.langorigami.com/art/gallery/gallery.php?tag=plants-flowers&name=rose
ひめみやローズは川崎ローズの変形のようで、バラの周囲に行くに従い折り紙の山が分かれてヒダが多くなっていく。重なりが多くなっているので折るのは手間がかかって難しそだが、できあがりはとてもきれい。
Robert 氏のバラは、完成写真が載っているのだが、折り図は載っていない。完成したバラはリアルっぽくこれもまた美しい。長男からは折り図を手に入れたいので調べてくれ、と頼まれた。
この、Robert J Lang 氏、少し調べた限りだが、折り紙の権威。
http://en.wikipedia.org/wiki/Robert_J._Lang
折り図に関する数学的な法則を見いだし、複雑な造形を、一枚の、切り込みを入れない紙からつくり出す方法を考案した。さらにそれをまた芸術面へ応用した作品を多く作っている。
氏のWebページには、折り紙の本にあるような折り方の順番は載っていないが、作品の設計図とも言える "Crease Pattern" が載せられていた。
長男の折りたいバラの設計図はこのような図。この図からバラを作る挑戦はさせてみたい。
このように折り図を著すのは、筑波大の三谷純氏の作品にも似ているように感じる。
http://d.hatena.ne.jp/JunMitani/
http://mitani.cs.tsukuba.ac.jp/pukiwiki/
さて、長男がなぜこんなに一生懸命に調べているか、後から聞いたのだが、祖母にバラの花束をプレゼントしたいのだそう。
非常にほほえましい動機から、すばらしい情報の入り口まで自力でたどり着けたことに感心した。
<余談>
さて、Robert氏の折り紙理論は、TED Conference で話しているビデオを見て分かったこと。TED はNHK の番組「スーパープレゼンテーション」から知った。学術、エンターテインメント、デザインなど様々な分野のプレゼンテーションが紹介されている。「最先端を行く人たち」のプレゼンテーション、という印象だ。
「ロバート・ラングが全く新しい時代の折り紙を折る」
http://www.ted.com/talks/robert_lang_folds_way_new_origami.html
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