Wednesday, June 06, 2012

携帯電話 買い替え顛末

家計の支出を見直し中、携帯電話にかけている費用も見直すことにした。

変遷を遡れば、私が自分で使っていたiPhone を長女に渡し、自分ではもう1本の回線を使っていたのだが、支出を減らすために自分の回線は解約し、長女の回線も通信パケットを抑えさせるべくフィーチャーフォン(ガラケー)に変更する方針にした。

3月ごろから方針を伝え、期日は5月末。ちょうどiPhoneの契約更新月だったのでそうしたが、携帯各社の学割キャンペーンと重なったので都合が良かった。

長女も最初は渋っていたが、何度も携帯ショップを訪れ、携帯に払わなければならない費用、スマホとガラケーの料金の違いの説明を聞いたりしながら、次第に切り替える気になっていったようだった。

[費用の認識]
ある日は地元の携帯ショップを訪ね、料金の説明を聞く。ラフな予算で、スマホの場合に毎月 5,000円、ガラケーで4,000円。その日の進みはここまで。今回の買い替えでは、予算が優先事項のため、スマホはあきらめざるを得ないことは理解できたよう。

[機種選び]
またある日には、機種選び。希望は、スライド式だったが、イマドキの携帯各社はスマホ化を推進中でガラケーにはほとんど力を入れていない。長女はなかなか気に入った機種が無く、何回か日を改めて携帯ショップを訪ねる。
今回、私にとって新たな発見は、au, Softbankは新規契約で無料の機種もあるのだが、docomo にはそんなものは存在しないということ。

そんなことを繰り返しながらも、日はどんどん経って行き、学割のきく5月31は迫ってくる。
携帯ショップで気に入った機種がなかなか見つからなかったが、あるショップで「(こんなことを私が言ってはいけないんですが)家電量販店などでに行けば、無料機種とか、残っている機種とか選べますよ」と教えてもらった。

[減って行く選択肢]
日が経つにつれ選べる機種がどんどん限られていくのが分かったのは後からの話。携帯各社は2012夏モデルを発表し、5月31日までに契約出来る機種はどんどん減っていく。
5月半ば頃に、近くの家電量販店に行き、並んでいる機種を見つくろい、家に帰ってから長女に話すと、Sony の Cyber-Shot 携帯http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/mobilephone/s006/index.html)が気に入った。日を改め、長女としては勇んでその店に行くとすでに売り切れ。親切な店員さんによれば、「もう店頭から片付けなければ行けないのだけれど、昨日来た人も同じ機種を欲しくて、量販店の他の支店や携帯電話会社直営のショップまで店頭在庫がないかどうか聞いたけれど、日本全国どこにも無い状態です」とのこと。これには長女もがっかり。人気機種からどんどん無くなっていく状態を体験した。
他に、残っている数機種の説明をしてもらったが、折りたたみ式だったため長女は今ひとつ踏ん切れなかった。

[準備不足]
さらに押し迫った月末。
ようやく踏ん切れた長女は、今度こそ契約すべく別の量販店の店頭へ。すでに、おおよその説明は聞いているので、すぐに契約手続きに入ろうとしたときのやりとり。「今日は、学生証などお持ちですか?」との店員の言葉に長女の「えっ?」という表情。
はじめに量販店に行ったときは、「学生証を持ってきなさい」と言っていたのだが、この日は特に伝えていなかった。私としては、前回言っているので改めて言うまでも無かったし、長女にしてみればもってこいと言われていない。残念ながら取りに帰る時間もなくこの日はあきらめ、翌日の手続きにまわした。

私自身の社会勉強になった顛末だった。


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