Friday, November 28, 2008

Yahoo!百科事典


社内のblog記事で気づいた、 Yahoo!百科事典
小学館の「日本大百科全書(ニッポニカ)」がベースになり、新項目の追加なども随時行われとのこと。

無料のwikipediaはボランタリーで内容が整備されてきているので、見出し語によって内容が詳しく書かれているものがあるかと思えば「書きかけの項目」になっているものもあり、精度がまばらだったが、出版社の冠をかぶった百科事典に期待できるのは収録する見出し語の網羅性と記述についての一貫した精度だろうか。
興味本位で何語か引いて見た感触では、wikipediaを見慣れてしまったこともあろうと思うが、「百科事典を転記しました」風で図表を多く入れたり字下げ/文字の大小をつけて見やすくするなどWebの特徴を生かし切れていないように見えた。

子どもたちの学習のための調べ物に活用してみようと思う。

元素周期表

記憶が定かではないが、高校生の頃に覚えた元素周期表は、元素番号 100番ちょっとぐらいだったか。下側に別表として抜き出されている下段、「アクチノイド」が最後だったようにも思う。 炎色反応に関連してwikipediaを開いてみたら、現在では元素名がついているもので111番のレントゲニウム。しかしその後ろ、最下段の右の方に行くと Uut, Uuq, Uup, .... とやたらに "U" の字が目立つ。表に掲げられている最後のものは 元素番号 118 元素記号 Uuo 元素名 「ウンウンオクチウム」。同じく wikipedia によれば、「元素の系統名」で、まだ命名されていない元素を規則に従って元素番号で読んでいるだけのようだ。1=U; ウン と表音するのでUが目立つ。
命名されている最後の元素 Rg レントゲニウムも発見されたのは 1994年とのこと。学生時代には習っていないのは無理もない。 まだまだ、新しい元素が見つけられているのですね。

Thursday, November 27, 2008

長女 虚数

長女が、虚数ってなに?と聞いてきた。  

きっかけは、「数の悪魔」 以前からこの本は読んだりしていたのだが、小学校低学年では概念的に難しい部分もあり、今まで最終章まで読むことはなかったのだが、今回は最後まで読み切った。そして、最終章で虚数が登場した。 

 「虚数ってなに?」ときかれて即答できるほど理解しているわけでもない。が、以前に読んだ本を思いだし、「直観でわかる数学」を引っばり出してきた。一章まるまる複素数・虚数の解説に充てられているが、果たして小学生で理解できるかどうかは疑問だ。  

他にも、虚数を扱った数学物語本があったと思い、自分のブックマークを探したり、Webをで検索してみたところ、磯崎さんのBlogに行き当たった。 そういえば、自分でもこの記事を見て、「オイラーの贈物」を読もうと思い、RiSuPiaへ行きたいと考えたことを思いだした。記事が書かれたのは2年前。
この冬休みにでもRiSuPiaへ行ってみたい。 

「数の悪魔」、長女はこの本をきっかけにフィボナッチ数を知り、まじないを唱えるように1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89..... と口にしている。ここまで、数学にはまってきているのもこの本のおかげだ。



Wednesday, November 26, 2008

『子供のネット利用には専用の検索ポータルが必要』か?

ITmediaAlternative BLOG吉田賢治郎さんが件名の記事を投稿をされている。
これをきっかけに、すこし考えてみた。

1つめの記事の主題、「専用の検索ポータルが必要」かどうか、について、

発想の起点となっている、
子供の場合も検索ポータルが不可欠だ。 しかし、ワイセツな画像や残酷な映像がヒットすることを考えると小学生にGoogleやYahooをそのまま使わせることは、親としては心配がつきまとう。
「不可欠」というまで強固な思いではないが、同感する。また、考えるに当たっての優先順位、
①子供達が継続的に利用したくなる知的好奇心をくすぐる質、量のページが検索できる
②ワイセツ画像、残虐な映像を提供するサイトや明らかな違法サイト、不適切な文字を含むページがヒットしない適切なフィルタリング
③検索しなくても、カテゴリやバナーなどで子供が興味を持ちそうなページにアクセスでき、継続的にメンテナンスされる
④子供達が快適に利用できるアイディアが継続的に盛り込まれている。
子どもが興味の持つようなリンク集、教材など、子どもを対象に特化したサイトは必要だと思う
学習の進度に合わせてそのときどきで必要なコンテンツを提供する
学習の意欲をかき立てるようなことはあってよい。
も、ほぼ同感。

反対意見としては、次のような点が挙げられる。
要件のうち比較的上位に入れている「適切なフィルタリング」だが、ポータルがあったとしてもポータル以外の方法でアクセスできる---メールの添付されたリンクから開く、設定したポータル以外の検索エンジンを使う等の方法があるので、子ども用ポータルにフィルタリング機能をまかせるには片手落ちに思う。
その後の記事で、コンテンツアドバイザの試用など実践されているのでとても参考になるが、フィルタリングに関してはパソコン側あるいはプロバイダが提供するフィルターの方が効果的なのではないだろうか。

④子供達が快適に利用できるアイディアが継続的に盛り込まれている。
という観点では、学習進度、学年に合わせた教材コンテンツが準備されている子ども用ポータルは有用だ。以前に(2年位前)にちょっと試してみた程度だがYahoo!きっずキッズgooはこの点で強化されていると感じた。加えて検索結果で表示されるページに対して、独自にふりがなをつけられるのは便利だと感じた。(ふりがなは完璧ではないので、やはり親が見てやる必要はあると思う)
フィルタリングに関しては2次的に提供されているものと考えた方がよいと思う。2年前の時点では、Yahoo!きっずはホワイトリスト形式、キッズgooはブラックリスト形式なので、ヒットする検索結果としてはキッズgooの方が学習には役に立つのではないかと感じた。

コンテンツを中心に考えれば、「子ども」に特化したポータルがあれば良いと思うし、これらを提供できるのは、現時点では Yahoo!やgooなどの検索エンジンだが、学習雑誌の出版社や大手学習塾なども可能なことなのではないか。
また、インターネットへの入口という意味ではプロバイダが提供するポータルも候補に成りうるのではないだろうか。

Tuesday, November 25, 2008

100マス競争

長女の100マス計算、 今まではわり算問題に苦手意識を持っていたが、最近、積極的に取り組むようになった。 理由は私とのタイムトライアル。ここ最近二人で競争しているがたいてい長女が勝つ。それでいい気になって長女の方から「二人でやろう」と言うようになった。 競争は真剣にやっているので負けて悔しいのだが、子どもがやりたがらなかったものに取り組ませるにはこれ以上の方法はない。時間もわずかずつだが速くなり、目標にしていた大台を切ることも出てきた。 今度は、私との競争で全く勝ち目のない掛け算やドリルをどうやらせるか・・・か。 要はやる気の出させ方。工夫が必要で難しいと思うが、まだまだ単純だな、と感じる。

My family steps: ビデオカメラ 使用感

My family steps: My family steps: ビデオカメラ

購入して約半年経った。もう一度使用感をメモしておこうと思う。

ビデオは、
Hitachi 製 DZ-HD90
60GB の HDD 記録タイプ。 初期状態で残り約9時間の記録が出来る。
映像の画質は Full HiVision

【よかったと感じている点】
BD/DVDを焼くのに、PCが要らない
Bluray ライターを直接接続出来るので、Blurayのディスクを作成するためにPCを経由する必要がない。
同様にDVDも直接作成することが出来る。
撮った映像を加工せずに渡したいときには便利なのだが、DVD作成の場合1時間の映像を書き込むのに2時間以上かかったりする難点もある。 Bluray は再生する機器を持っていないので試していない。
HDD 型ゆえ、頭出しが要らない
撮影時には頭出しを気にせずに撮影を始められる。
再生/録画の切替には10秒程度かかるので、瞬時に切り替える、というわけにはいかないが、撮影済み映像の上書きの心配がないのはよい。
静止がキャプチャ
撮影した映像からシーンを静止画として取り出せる。
ただし、動画の中から切り出すため、ベストシーンがぶれてしまっていたりすることもある。

【がっかりな点】
  • 室内で撮ることが多いが意外と画角が狭い。室内だと撮りたい範囲が収まらないこともある。ズームをめいっぱい引いても画面に収まるのは、感覚として人間が見ている範囲の60% くらいに思う。
    それなりに室内シーンの撮影もあるので、ワイドコンバージョンレンズを買ってしまった。
  • オートフォーカスの性能が悪い。
    撮影条件が悪いことが多いのかもしれないが、なかなかピントが決まらずにマニュアルに切り替えてしまうこともよくある。
  • 映像処理性能?
    暗い室内(といっても、日常生活で夜のリビング程度の明るさ)の撮影をすると、残像が気になる。
  • 映像処理性能 (赤色)
    よく晴れた昼間の撮影では、運動会の子どもの赤い帽子がにじんでしまう。
  • とてもよく壊れた。
    買って3ヶ月あまりのうちに修理が2回。
    一度の故障は以前にもこのblogに書いたが、撮った映像の一部が読み出せなくなった。
    もう一度はズームが効かなくなってしまった。
    精密機器の部類なので壊れやすいのだろうが、落としているわけでもないので、やはり壊れすぎだと感じる。結婚式の映像が読み出せなかったり、子どもの運動会の直前に壊れだりしたので痛かった。

Monday, November 24, 2008

美術工芸展 観覧

土曜日、家族そろって自由学園で開催された「美術工芸展」に行ってきた。

自由学園は自然に恵まれたキャンパスが紅葉の時期と相まって色鮮やかに染まっていたので目を楽しませられる。景色の中に見える古く質素な校舎が松などの緑と色づいた紅葉の景色に相性良く溶け込んで見える。

展示会場は、幼稚園、小学校、女子部(中・高生)、男子部(中・高生)、大学部にわかれ、それぞれの学生・生徒・児童の作品が展示されている。

広々とした芝生の場所にも展示があり、その間を歩き回れる。「彫刻の森美術館」のよう。

長男は、屋外の展示を喜んで見て回ったが、室内の展示は興味なし。そのかわり、キャンパス内の植物を堪能した。けやきの葉っぱがくるくるまわりながら落ちる様子をみたり、ウバユリを見つけては揺すってタネを飛ばしたり、、ドングリを拾っては「これはウバメガシ」と見分けるあたり、理科ハウスで遊んだことが役に立っている。

会場を歩いていき、男子部の会場で藍染めのワークショップがありこれも試す。夏休みにやった草木染めを思いだし、楽しんだようだ。

幼稚園会場や小学校会場では児童たちの、素朴かつダイナミックな作品に遇い、改めてこの学校の美術教育のすばらしさを認識した。

したの2枚の写真は、幼稚園での展示から。秋篠宮紀子様が翻訳された本、「アリクイのオーレ (ちきゅうのなかまたち)」を児童たちが聞いて、それぞれのシーンを粘土細工の合作にした作品。園児の指導としてすばらしいことをしているなぁと感心した。



疲れたが、堪能できた一日だった。

炎色反応 続き

炎色反応のつづきの実験。

【タマゴ-- カルシウムをやり直し】
粉末を細かくするために、今度はタマゴをヤスリで削ってみた。





【アルミ】
第13族元素の中で、アルミニウムだけ炎色反応の実験が出てこない。ちょっとヒントがあり、思いついてやってみた。
アルミなら比較的簡単に手に入る。同じようにヤスリで削って粉末にしたものをコンロにかざしてみた。

やってみて、「そういえばこの色、花火のようだ」と思い、そう考えてもう一度Webを見てみるとやはり、花火の白色を出すためにアルミを使っているとの記述(http://japan-fireworks.com/basics/color.html)もあった。




【ホウ素(ホウ砂)】
こちら(http://homepage1.nifty.com/moritake/tokkatu/rousoku.html)の手順を参考に、ホウ砂を溶かしたアルコールで実験。
アルコールは燃料用のアルコールを使用。
分量は、アルコール 20cc, ホウ砂 約1g. 
燃焼は、フォンデュ用のアルコールランプを代用。
けっこうきれいな緑色が出た。



おまけ。
トンネルの中のナトリウムランプ。
ナトリウムの固有色が出ている。












Friday, November 21, 2008

逗子なぎさブラスゾリステン 鑑賞

第4回 なぎさブラスゾリステンの公演が逗子のなぎさホールで開かれ、家族そろって行ってきた。

前回の第3回の公演は、2007/7/16。我が家ではそれ以来今回の公演を心待ちにしていた。
なぎさブラスのマリンバ奏者、竹島さんのブログにあったが、観客の期待をどう裏切るか、を考えていたとのこと。その言葉通りにいろいろと期待以上のことがありとても楽しめた。

入口で配られたプログラムに記載されていたのは、第二部まで。
第一部で、「市民のためのファンファーレ」をはじめ、「入場」をテーマにしたオーケストラ曲を3曲+竹島さんのグロッケン演奏。第二部ではジャズのスタンダードナンバーを3曲と、「懐かしの映画音楽メドレー」

「たったこれだけの演目でこの入場料はちょっとお高いなぁ。しかしトッププレーヤーの演奏が聴けるので仕方がないか」などと思っていた。しかし、演目中にはアンコールを期待させる予告がある。いったんプログラム曲が終わり、拍手が鳴り止まない中メンバーが再びステージに戻ってくると、第三部のが始まった。
第三部のオープニングは「トランペット吹きの休日」子どもたちは運動会で聞き慣れた曲。それ以外も「お約束」の歌があり、前回長女が一番気に入った「湘南ヒットソングメドレー」もあり。
第二部以降のくだけた感じがとても好みに合う。演出なのか素なのか、このノリを長女も存分に楽しんだ様子だった。

演奏終了が21時前とちょっと遅かったが、ホールが徒歩圏内にある強み。子どもたちの生活リズムは崩さずに済む。ありがたい。

Tuesday, November 18, 2008

漢字の学習

一年生の長男はは漢字を学ぶのが楽しいらしい。

以前から記号の組みあわせを解読するように字を形で識別していたが、最近習字教室に通い始めたことや、学校の勉強で字の成り立ちを習ったり部首がなにとか「へん」や「つくり」がなにとかいろいろ教わってさらに面白くなったらしい。

以前は、「カタカナの"ホ"が、草が降って来たから傘をさしました。なにになったでしょうか?答えは『お茶』」という具合だったが、「気」の字の部首は何だろうな・・(辞書を調べて)「あ、気がまえって言うのか」とか、「王にテンがついたら何という字でしょうか?」(主とか玉とか)、大臣の「臣」から2本線をとると巨人の「巨」っていう字だよ、という具合。

この、興味の持ち具合はずっと気にかかっていて、書店や図書館で良さそうな本は無いかと探していた。
図書館でフト目についた本、いっしょにいた長男の反応を見ようと「これ借りてみる?」と見せると、すぐに取り上げて自分が借りる本の山に入れてしまった。長男にしては珍しく、車の中でも本を開くほどの熱中ぶり。
家に帰ってからも、その本の中から、「歌」という時は人が歌っている姿から出来た漢字なんだよ、とか「えんにょう」っていう部首は「しんにょう」とは違って・・・・とか、早速得た知識を披露してくれる。

amazonで調べると、「人」から生まれた漢字編、 「動物」と「植物」から生まれた漢字編、  「自然」と「生活」から生まれた漢字編 と3編あり3編とも即注文してしまった。


また、しばらく机に向かっていたかと思うと、こんな具合に部首をあつめてくれた。

この知識吸収欲を枯れさせることなく教えられると良いと思う。

Monday, November 17, 2008

炎色反応 画像


銅粉



食卓塩


タマゴのカラ



銅粉


食卓塩


タマゴのカラ

炎色反応

ほとんど毎週通っている理科ハウス。

今回、shopでおもしろいものを見つけたので、それを題材に長女の研究ノートをまとめることにした。
goods は、「炎の色が5つの違う色に燃えるキャンドル」(商品名は不明、楽天市場にも商品が出ていました。(http://item.rakuten.co.jp/sanjinomori/10000108/))。「炎色反応」を利用した商品。
買って帰ってから、web等で調べ、どんな材料が何色の炎を出すか調べてみた。

ただ調べたものを描き写すだけでは勉強しては定着しないのではないかと思い、うちでも実験してみることにした。
とりあえず簡単に手に入ったものを使った。
ナトリウム: NaCl・・・・食卓塩で代用
カルシウム: Ca・・・・タマゴのカラを砕いてみた
銅: Cu・・・・うちにあった銅板をヤスリで削った粉を使う
ホウ素: B・・・・スライム作りで利用するホウ砂で試してみる

結果は、食塩、銅はうまくいったように思う。タマゴのカラは単に燃焼しているだけの色のようにも思う。タンパク質の焦げるにおいがしてきたので、薄皮をはがしてからやった方がよさそう。
ホウ素は失敗クサイ。単にものが燃えただけのような感じだ。

これを応用してカラーキャンドルがつくれるようになれるとよい。12月下旬に向けてクリスマスカラーにできるとおもしろそう。
写真・動画は、時間が取れれば後ほど公開予定。

参考にしたサイト:
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%8E%E8%89%B2%E5%8F%8D%E5%BF%9C

シリウス(静岡教育サークル) ・・・カラーキャンドルの作り方
http://homepage1.nifty.com/moritake/tokkatu/rousoku.html
↑の記述とほとんど同じやり方で行ったと思われる、実演 ・・・ とてもきれいな発色です
http://fun-science.blog.ocn.ne.jp/omosiro/2007/12/post_1e9a.html


東邦大学メディアネットセンター バーチャルラボラトリ
http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/combustion/comb02/matter01.html