Monday, November 24, 2008

美術工芸展 観覧

土曜日、家族そろって自由学園で開催された「美術工芸展」に行ってきた。

自由学園は自然に恵まれたキャンパスが紅葉の時期と相まって色鮮やかに染まっていたので目を楽しませられる。景色の中に見える古く質素な校舎が松などの緑と色づいた紅葉の景色に相性良く溶け込んで見える。

展示会場は、幼稚園、小学校、女子部(中・高生)、男子部(中・高生)、大学部にわかれ、それぞれの学生・生徒・児童の作品が展示されている。

広々とした芝生の場所にも展示があり、その間を歩き回れる。「彫刻の森美術館」のよう。

長男は、屋外の展示を喜んで見て回ったが、室内の展示は興味なし。そのかわり、キャンパス内の植物を堪能した。けやきの葉っぱがくるくるまわりながら落ちる様子をみたり、ウバユリを見つけては揺すってタネを飛ばしたり、、ドングリを拾っては「これはウバメガシ」と見分けるあたり、理科ハウスで遊んだことが役に立っている。

会場を歩いていき、男子部の会場で藍染めのワークショップがありこれも試す。夏休みにやった草木染めを思いだし、楽しんだようだ。

幼稚園会場や小学校会場では児童たちの、素朴かつダイナミックな作品に遇い、改めてこの学校の美術教育のすばらしさを認識した。

したの2枚の写真は、幼稚園での展示から。秋篠宮紀子様が翻訳された本、「アリクイのオーレ (ちきゅうのなかまたち)」を児童たちが聞いて、それぞれのシーンを粘土細工の合作にした作品。園児の指導としてすばらしいことをしているなぁと感心した。



疲れたが、堪能できた一日だった。

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