Sunday, May 20, 2007

若者言葉

たまたまつけたテレビに映ったNHKおはよう日本、「世相を映す若者言葉」という特集コーナーが気になりそのまま番組を見た。

 世のトレンドに関するような情報は、NHKの番組に登場する時点ですでに当事者たちにとっては古い話題になっているように思う。番組で紹介されているような内容、用語は「片鱗」程度に考えて置こうと思う。

 番組では用語や表現が非常に多様化している例を示し「仲間内でしか通じないような言葉が増えてきている」と紹介し、大修館の『みんなで作ろう国語辞典!「もっと明鏡」』キャンペーンの審査委員長をつとめられ、みんなで国語辞典!―これも、日本語も著された筑波大学名誉教授の北原保雄先生のインタビューでその背景を解説していた。
 北原先生によれば、子どもたちの生活環境が以前と比べ非常に限定されてきている。言葉を交わす相手が狭まり、学校のクラスの仲の良い友達同士だけ、というようないまの生活環境が背景になっているのではないか、とのことだった。

 このように、流行りの情報をNHKから知るようになっている時点で、自分がオジサンになっているのだと改めて実感するが、参考になった。

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