Sunday, May 13, 2007

教育現場への競争理論

ちょっと古い記事からだが、4月30日付け、日経の教育欄から。
記事は、関西大学教授、白石真澄氏。

要約すれば、
学校選択制は制度としては整備されたが現場での実施は満足に行われていないこと、「競争・市場原理」について、教育の現場に過度の競争意識や序列を持ち込むことを忌み嫌われていることなどを、実例を挙げ教育現場の現状の課題点を指摘。その上でその解決案として学校の統廃合を軸に余剰金を生み、教育の向上に向けた人材登用への予算再配分など、教育の質を向上させることを提言されていた。

前半部分の現状について、公立の学校に対してこのように警鐘を鳴らさなければならないほどの実態だと聞けば、子どもを公立学校で学ばせることについて熟考しなければならないと思わされる。逗子地区での学校の実態はどうなっているのか、気になる。

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