Tuesday, February 28, 2012

子どもたちの関心

日曜日、東京マラソンの日。
私は幸運にも出場権を得て出走。

子どもたちの反応はといえば、
私が走るせいで、交通規制が入り、みんなに迷惑だ
とか
マラソンの放送のために見たいアニメの番組がなくなった
という調子。

そして帰宅したら
何位だった?という質問。
夜のニュースで、どれくらいの人が走っていたのか分かり、順位を聞いても意味がないことが分かった様子。

子どもたちの関心のもち方がよく分かる。

理科ノートから

長男が楽しみにしている理科ハウス
「みんなのぎもん」へ掲げていた質問への答えがあった。

質問は、「ガラスは液体と言えるのでしょうか?」
ガラスは結晶ではないことと、結晶は(ほとんどのものが)固体である、という知識と、実体験としてのガラスは硬いということに食い違いを感じ、納得できていなかったのだろう。

「ぎもん」への回答として次のような説明を書いていただいた。

(要旨)
ガラスは固体。
物質は三態(気体、液体、固体)による分け方と、構造の分類として結晶、非結晶で分ける方法がある。
非結晶がすべて液体と言うわけではない。
 
結晶質
非結晶質
液体
液晶
水、アルコール
固体
ダイヤモンド、塩
ガラス、溶岩
結晶で液体の例があったことで、とても分かりやすかったようだ。
理科ノートにまとめて提出する。

Tuesday, February 21, 2012

節電

フレッツ光のオプションサービスのミルエネ。我が家で何時頃どの位電気を使っているか、継続的に測ることができる。この計測器をつけていることから、環境省の進めるうちエコモニターにも参加。我が家のエネルギー消費も診断してもらった。そのときに太陽光発電の普及のために神奈川県が進めているプログラムがあるので利用を検討してみては、との紹介を受けて説明を聞きに行ってきた。

いろいろと説明を聞くことができたが、面白いと思ったのは、太陽光発電をすることにより昼間の時間帯に購入する電気量が減ることから電力契約も、深夜時間帯が割安な電気契約 ナイト10, ナイト8へ切り替えることも合わせて検討すると良い。特に太陽光発電を利用していなくても、生活パターンによってはこちらがお得な場合もあるので、東京電力に相談してみるとよいとのこと。

ミルエネで自分でも見られるので、我が家の消費に比較するとどのくらい当てはまるのか見てみるといろいろなことも分かってきた

たとえば、夜、寝るときに子どもの部屋につけているヒーター。
モニターで示される数字は、一日で約150円。これを1番弱い出力に変えてみると約100円/日になる。
毎日使っているとして単純な計算で、1ヶ月で1,500円違う。

冷蔵庫も、
2年前に買った 430L の冷蔵庫よりも、15年前の270L の冷蔵庫の方が電気を食っていることも分かった。


家計の支出を見直しにもつながる。

子どもたちにも、「節電」の意識をしてもらうよい機会になりそう。


美しさ

最近の私の注目、村山斉氏。
NHKの宇宙関連の番組(コズミックフロントサイエンスZERO等)に出演されることが増えてきていて、お名前を覚えるようになった。
とても気さくな話し方から感じる人の良さと、宇宙研究の最前線をとても分かりやすく解説してもらえる、頭脳の明晰さを感じさせられる。
一番最近見た番組、「爆問学問」に出られていたときの人物紹介、「天才」「東大のガリレオ」という表現もうなずける。

この人のことをもう少し詳しく知りたいと思い、出版物を探すと、何冊か見つかる。集英社の「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」を手に入れて読んで見た。
長男の誕生日プレゼントはこの本にすれば良かったと思ったほど分かりやすい。


本文からの引用だが、
単純な理論の方が応用範囲が広いのもたしかでしょう。私たち物理学者も(数学者もそうですが)、シンプルな理論ほど「美しい」と感じるのです。
物理学の歴史は統一理論の歴史だといっても過言ではありません。この世に起こるすべての現象を一つのシンプルな理論で説明したい--それが、私を含めた全世界の物理学者の夢なのです。
長男は美しさの例として書籍から得た知識、「オイラーの等式(e^{i \pi} + 1 = 0\,)」や「質量とエネルギーの等価式(E=mc2)」が思いつくようだ。

単に知っているにとどまらず、理解できるようになってもらいたいと思う。

最後に、備忘録として、「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」から、光速度の覚え方の語呂合わせ。
「憎くなく二人寄ればいつもハッピー」 299,792,458m/sec




Monday, February 20, 2012

塾通い

自分の通勤帰り、時間帯によって塾の帰りと思しき子どもたちに遭遇する。
9時頃、大船を通る電車に乗り合わせると、たいていNカバンを背負った子どもたちがたくさん乗ってくる。
勉強の大変さ具合は分からないながらも、「小学生にしては遅い時間まで、大変だなぁ」と思いながら見ていた。

先週、私は比較的早く仕事から帰宅。長男よりも先に家につく日が何日かあった。我が家も、その時期に差し掛かったのだと実感した。

週末、長男は多くの時間を宿題に費やした。野鳥の会の探鳥会も開かれていて、行かせたいとも思ったが楽しむための予定を入れられなかった。

他人の言葉だが「子どもはゴムのようなもの。能力を発揮するための原動力として適度な緊張や負荷は必要だが、引っ張りすぎると切れてしまう。」

子どもに適度に気分転換をさせるためことも考えなければならない。
我が家でも長男の様子も見ながら、負担の度合いを測って行きたいと思う。

長男の決心

歯科の検診で、長男は普通よりも歯が多いことがわかっていた。過剰歯というのだそうだ。
昨年暮れに受けた検診では、「直接害はないので放っておいてもよいのだが、次第に歯並びにも影響がでてくることもあるので、そうしたら抜きましょう」との診断。そのときのはえ具合としては抜いても良かったようなのだが、長男は急に言われても踏ん切れなかったようで、「決心がついたら抜きましょう」となっていた。

この週末、決心がつき抜歯してきた。
小さなことに見えるが、経験することの積み重ねで成長するのだと思う。

兆候

先週後半、私はあまり体調が良くなかった。

熱は特にない。鼻水が出るわけでもない。喉が痛みや咳がひどいわけでもない。ただ、高熱が出るときのように、体中の節々が痛く、だるい。

土曜日、医者に行って診てもらうことにした。
喉を見ると、インフル判定検査のときにちょうどサンプルを採る部分のところだけ、赤く腫れているとのこと。昨年、予防注射も受けているし、あえて、検査はしなかった。

そんな訳で練習で子どもたちと接するフラッグの練習は控えることにした。


Monday, February 13, 2012

ピアノ ホームコンサート

長女、長男がピアノを習っている先生のご自宅でピアノのホームコンサートがあった。
出演者はその先生に習っている生徒さんを中心に4-5人。長女/長男の幼稚園時代の同窓生が多く、和やかな雰囲気での会だった。

長男もこの日のために練習してきた曲を披露。
先生からは、好きでやっている。弾きたいという原動力があることが長男の良いところ、と紹介していただいた。

男の子の場合は、このさき中学、高校になっていくあたりがピアノを続けるかどうかの分かれ目なのではないかと思う。このホームコンサートも過去何人かの男の子が弾いてくれていたが、今回男の子は長男だけ。
弾きたいという原動力が、どこまで続くか楽しみ。

長男の「ぎもん」解決

理科ハウスにて、
長らく、壁に掛ったままになっていた長男の質問へ回答くださった方がいた。

疑問は、空の飛行機雲を見たときに、雲の濃さが変わったことを疑問に思い、なぜそうなるかその理由を質問したものだった。
非常に丁寧に、長い文章で説明いただいていた。
また、この日掲げてあったいくつかの質問には、「あ、僕この質問に答えられる」と、子どもが回答する場面にも出会った。
こうした生きたQ&Aが出来る場が有り難いと思う。

この、長男のぎもん解決は、理科の自由研究ノートの題材としてちょうど良い。
普段、理科ハウスを訪れる目的、このノートを書くためでもあるのだが、長男の場合たいてい他のことに興味を奪われノートは後回しになってしまう。

そろそろ、遊び先行ではなくなるように、意識を変えていってもらいたいものだと思う。





Tuesday, February 07, 2012

サイバー犯罪


テレビ東京の番組、ガイアの夜明け。 先週のテーマは「スマートホンの光と影」

前半は、長女と一緒に見ていたが、途中で中断。
あとから一人でつづきを見たが、番組後半はスマートホンの危険性について取り上げる構成だった。こここそ長女と一緒に見るべきところだった。

ユーザーが自分でダウンロード・インストールするアプリの中には、スマートホン内に保持されている所有者自身や電話帳などの個人情報が所有者の知らないうちに送信されてしまう有害なものがある。不正請求に使われるような、メールアドレス、電話番号に加えてGPSの位置情報 -- 自分の居場所まで送られることがあるので非常に厄介だとのこと。
ゲーム、占いソフトなどの無料アプリなどは注意したい。

番組からはそれるが、スマートホンに限らず知らず知らずのうち(無意識)に、自ら情報の送信に同意していることもある。自分の Facebook のプライバシー設定を確認してみたら、意識していないアプリに対して自分の基本情報(メールアドレス、誕生日、居住地など)へのアクセスを許可しているものがあった。覚えのない物は早速解除した。

番組では対策の方法としては、スマートホン向けのアンチウィルスソフトの開発、通信会社のセンターで不正な動作(無許可のプライバシーデータ送信)が行われていないかどうか検査している取り組みなどが紹介されていた。
個人的には不用意にインストールしないようにするなど気をつけたいと思うし、こういうところに Apple と Android の差が出るのだと感じる。(Apple は、改造していない限り Apple の審査を受けたアプリしかインストール出来ない)

長女の学校では、「サイバー犯罪防止教室」が開かれたとのこと。
内容としては、この番組で流れたよりももっと一般に言われているようなことだし、番組でやっていたような最新の内容ではなさそう。

  • 文字によるコミュニケーションで生じる、誤解、思い違いからのトラブル
  • 依存症
  • プロフサイトからの個人情報の流出
  • 架空請求、不正請求の危険
  • 出会い系サイトなどでのトラブル
  • チェーンメールについて
  • 等々

どこまで真剣に考えるか分からないが、子どもたちに取ってはよい意識付けにはなるのではないか。

Monday, February 06, 2012

もちつき

長男の学校で、おもちつきの手伝いに参加してきた。
お父様、お母様の参加も、「多いなぁ」というのが私の印象。

今年から臼を新しくしたそうで石臼になっていた。先生の説明では、木の臼よりもしっかりつけますよ、とのこと。
実際につき始めると、そのとおり。時間で始めたのだが、子どもたちがその前の畑仕事が終わらず、なかなか集まらないうちにひと臼つき上がってしまった。

子どもたちも大きくなり、食欲も増してきた様子。いままでならば食べきれなかったおもちをパックして持ち帰ってきていたのだが、この日ついたおもちはお土産分まで回らなかった。

来年もおもちつきの機会があると思うので、今回参加された方たちが経験を生かせると良いと思う。

三菱みなとみらい技術館

みなとみらいにある三菱の科学館に、長男と二人で行ってきた。

一番の目当ては、ヘリコプターのシミュレーター体験。1回10分位の体験で予約制のため、あっという間に予約枠が埋まっていく。開館を待つようにして入ったが、予約は3番目の枠だった。

操縦は、本当のコクピットのように並んだ2人で一つの機体を操る。長男にほとんどの操縦をやらせたが、スティックやペダルを軽く持っているとどのような操作をしているのかが伝わってくる。飛行中に少し操縦を代わらせてもらったが、なかなか思う方向に進められず、難しい。
シミュレーターは、みなとみらい地区の上空を飛ぶが、横浜スタジアムを見てみたり、ランドマークタワーのヘリポートに降りようとしてみたりしているうちにあっという間に時間が終了。

この日は体験しなかったが、他にも、MRJ のシミュレーターや 超低床路面電車(jTRAM)のシミュレーターもあるようだ。

科学館の展示としては、三菱重工が幅広い分野に関わっていることが分かる。
原子力、火力、風力などの発電所、電気自動車、航空宇宙技術(ジェット機、H-IIロケット)等々。

長男は気に入った様子。また来たい。

誕生日

長男が誕生日を迎えた。

例年の通り、プレゼントとして本を選ぶ。
昨年は、ヴェルヌの「海底二万里」。
今年は、ウェルズの作品三冊、「タイムマシン」「透明人間」「宇宙戦争」にした。

「海底二万里」は福音館書店のハードカバーだったので、ウェルズの本も出来ればハードカバーにしたかったのだが、書店やAmazon で探す限りハードカバーは見つからなかったのが残念。

そして、これも例年の通り、親からの誕生日祝いのメッセージを書き込むとともに、担任の先生からもメッセージをもらえるようにお願いする。6年間で6冊のプレゼントになる予定。
よい宝物になればよいと願う。

これまでの本を挙げてみようと思う。
1年生 スプーンおばさんのぼうけん (アルフ・プリョイセン)
2年生 宇宙に秘められた鍵 (ルーシー&スティーヴン・ホーキング)
3年生 海底二万里 (ジュール・ヴェルヌ)
4年生 タイムマシン、透明人間、宇宙戦争 (HGウェルズ)

こうしてみると、結構偏った選択になってしまった。


理科ハウス、みんなのぎもんへ

長男は、土・日ともに理科ハウスを訪れた。
土曜日、私は同席できなかったが、館には物理の先生がいらしていたとのこと。
直接先生と話したり、疑問をぶつけて回答をもらえるので、長男も嬉しかったようだ。

理科ハウスには、「みんなのぎもん」というコーナーがあり、こどもたちが感じた素朴な疑問を絵馬の形に切った紙に書いておくと、質問の答えが分かる人がその答えを書いてあげる。
長男の質問も、そこで紙に書き、その場で先生に答えてもらったようだ。

質問としては次のような具合
  • ガラスは液体といいきれるのでしょうか?
  • 希ガス族の元素は分子になることは可能でしょうか?
  • 原子が原子の隙間をぬって、物を通り抜けることは出来るのですか?
理科ハウスの先生の感想・疑問は、「なぜ、図鑑に書いてあることと同じことを質問したいのか」と言うこと。長男の挙げた質問の中には、本に載っていることもあるそうだ。

本人に聞いてみると、「本に書いてあることが本当かどうか、聞きたい」とのこと。
私が推測するに、一般的にはその通りであっても、特殊な条件や例外的な事例を専門の先生から聞き出したいのではないかと思う。