年初に理科ハウスで聞いてきた宇宙の話から、長男の理科の自由研究ノートのテーマが広がってきている。はじめは、距離を表す光年について調べていたが、宇宙での距離を表す単位としては、パーセクという単位もある。私の印象としては、SF小説によく登場する単位だ。
Wikipedia によれば、1パーセクは約3.26光年。http://ja.m.wikipedia.org/wiki/パーセク
どうも中途半端な距離だが、これは、1天文単位(地球から太陽までの距離)が1秒の角度(1度の3,600分の一の視差)に見えるまで離れた距離だとのこと。(Wikipedia には、図も載っているのでその方が分かりやすい)
なるほどそれでパーセクの定義は少し分かったが、それにしてもなぜそのような測り方をするのか不思議に思ってもう少し調べていたら、発想が逆なことに気づいた。
地球から星を観測するときに、地球の公転によって、例えば夏と冬とでは星の見える位置が微妙に変わる。このときに近くにある星ほどずれ(視差)が大きくなるが、視差が1秒のところにある星までの距離を1パーセクとしようと決めたのだ、ということに気づいた。
かつては天文学者の間では国際単位系としても使われてきたとのこと。光年よりもパーセクの方が普通に使われていたようだ。
長男の勉強から、私も新しいことを覚えられた。
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