Tuesday, January 31, 2012

チャレンジ問題

やはり理科ハウスにて。次のような問題があり、長男がチャレンジ。
問題、
上から見ると正方形、横から見ると正三角形の四角すいがあります。
正方形の1辺が6cmのとき、この四角すいの表面積を求めなさい。
この問題の隅の方にはヒントが隠して書いてあり、そこには「√は使わないよ〜」とのこと。

なまじ三平方の定理などを知っていると、三角形の表面積を求めるとき、高さを求めたくて落とし穴にはまりやすい。長男もこの落とし穴にはまった。

知識があり過ぎてもかえって邪魔になる場合もあるという例だろう。

理科ノート続き

先週から調べていたパーセクのことについて、理科ハウスでもう少し研究材料を補強。
理科年表にいろいろな星の座標が秒単位で載っていることを教わった。
理科年表のウェブサイトを開いて見て見ると、年周視差についての記載もあったので研究ノートはここから引用させてもらった。
わかりやすかったのは、視差1秒角に相当するのは、人間の左右の目から見れば約20キロ先のものを見たときの視差だということ。もっと身近に分かりやすくすると、逗子海岸から江ノ島を見たときの距離が約10キロなのでこの倍の距離。
どの位遠いか、どの位小さな角度を見分けているか、実感できる。

プラネタリウム

いま、理科ハウスではプラネタリウムを設置中。段ボールで作ったドームに遮光シートをかぶせたミニプラネタリウム。20人もはいれば暑苦しくなるほどだ。
この週末は、プラネタリウムプランナーの方の解説が聞けると言うことで、長男と二人で行ってきた。

解説は、この時期なので冬の星座について。冬の時期の星座といえばオリオン座や冬の大三角が定番。この日の解説では、三角形のおおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオンに、オリオン座のリゲル、牡牛座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックスを加えた冬のダイヤモンドについて教わったり、ギリシャ神話のオリオンとアルテミスのエピソードも聞くことが出来た。

Friday, January 27, 2012

長男の理科ノートから

年初に理科ハウスで聞いてきた宇宙の話から、長男の理科の自由研究ノートのテーマが広がってきている。はじめは、距離を表す光年について調べていたが、宇宙での距離を表す単位としては、パーセクという単位もある。私の印象としては、SF小説によく登場する単位だ。

Wikipedia によれば、1パーセクは約3.26光年。http://ja.m.wikipedia.org/wiki/パーセク
どうも中途半端な距離だが、これは、1天文単位(地球から太陽までの距離)が1秒の角度(1度の3,600分の一の視差)に見えるまで離れた距離だとのこと。(Wikipedia には、図も載っているのでその方が分かりやすい)
なるほどそれでパーセクの定義は少し分かったが、それにしてもなぜそのような測り方をするのか不思議に思ってもう少し調べていたら、発想が逆なことに気づいた。

地球から星を観測するときに、地球の公転によって、例えば夏と冬とでは星の見える位置が微妙に変わる。このときに近くにある星ほどずれ(視差)が大きくなるが、視差が1秒のところにある星までの距離を1パーセクとしようと決めたのだ、ということに気づいた。
かつては天文学者の間では国際単位系としても使われてきたとのこと。光年よりもパーセクの方が普通に使われていたようだ。

長男の勉強から、私も新しいことを覚えられた。


Wednesday, January 25, 2012

和算

図書館で和算の本を見つけ、面白そうなので長男にも見せて見たら、思い通り興味を示した。

難しそうな問題も、パズル感覚でチャレンジしようと思うのだろう。


* つるかめ算もこの本を見て、分かったような気になっている様子。
* 好きな問題は「裁ち合わせ」だそうだ。
* 決められたルールに従って、いろいろな形に並んだ碁石を拾っていく「拾い物」はパズル感覚でやっていた


和算には、小学校の算数で出てくる問題も多い。勉強の手助けに役立ちそう。

下の本に登場する和算:
鶴亀算、俵杉算、町見術、裁ち合わせ、三方陣
乗替算、旅人算、立木算、盗人算、結び目問題
油分け算、普請算、拾い物、奇偶算、算額
目付絵、



最近見たテレビ番組から

週末、長男と将棋でコンピュータとプロ棋士が対決する番組を見た。
4-5年前の特集番組が再放送されたので、それを録画しておいた。コンピュータ将棋と当時の竜王との対局を追った内容だ。コンピュータの思考ルーチンが善戦する様子と、そのプログラムの開発者の将棋に関する素人ぶりの対比が面白かった。
私も将棋はまったくの素人だが、番組を見ているそばで長男が将棋の手や戦法の名前をつぶやいていたのには感心させられた。学校の友だちから教わってくるのだろうか。

話は替わり、別の番組。
週末の放送で「ようこそ先輩」がよかったと妻の感想。
内容はとても重く、子どもたちが震災で受けた心の衝撃の大きさが分かる。舞台は北茨城にある小学校だった。
この感想を受けて、私はパソコンを使ってオンデマンド方式のサービスで視聴した。妻の感想に限らず、ブログやSNSなどでの評判を聞いてから、見てみたいと思う番組も多い。

NHKは実験的な取組みで、オンデマンド放送とSNSを組み合わせたような試験サービスを行っているのだが、それを使って見たのが、爆問学問シリアスゲーム」の回。
シリアスゲームとは、コンピューターゲームの新しいジャンル。ゲームに設定されるシチュエーションが現実に発生している問題にすることでその問題の理解を深めるのに役立てようというもの。番組で取り上げていたのはソマリアの海賊。
その他にもシリアスゲームの例として、難民キャンプに食料を届けるミッションだったり、イギリスでは議員の不正な経費請求を暴くものなどが挙げられていた。不正請求を暴くゲームでは、実際の領収証がネットで公開され参加した市民が不自然な点などを追求、何人もの議員を辞職に追い込んだとのこと。こういう仕組みがあるとよいと思った。

番組が放送されたあとからでも見られるオンデマンド放送はやはり便利だ。










Monday, January 23, 2012

iPad/電子書籍 教科書

我が家のiPad、子どもたちの遊び道具になることも多いが、漢字好きの長男がしばしば使っているのが、漢字練習の関連のアプリ。以前にも、「書き取り日本一周」で都道府県名、県庁所在地覚えに役立てていたが、同じ会社から出ているアプリだ。何種類かあるが、面白そうなのは筆順辞典。
凹や凸などの筆順も調べることが出来るし、クイズ形式で漢字の筆順に間違いがないかを試すことも出来る。画面いっぱいに表示される漢字を筆順の通りになぞるだけなので分かりやすい。

スピード漢字
http://itunes.apple.com/jp/app/id483282670?l=en&mt=8

筆順辞典
http://itunes.apple.com/jp/app/id453410542?l=en&mt=8

書き取り漢字練習
http://itunes.apple.com/jp/app/id452195420?l=en&mt=8

漢字力診断
http://itunes.apple.com/jp/app/id369319786?mt=8

書き取り日本一周
http://itunes.apple.com/jp/app/id324771332?mt=8

iPad は、小学生の勉強にも役立てることが出来ると思っていた。
直接関係しないのだが、先週はアップル社からの発表を受けて新聞記事やBlog記事はiPad の教育現場での利用、教科書としての利用に関するものが多く目にとまった。

教育現場への展開についての意見はBlog 記事の方が参考になる。
初等教育向けの展開と、高等教育での利用は違った進み方をするのだろうと思うが、こういう形で子どもの頃から情報機器に触れて馴染んでいくのだろう。

いろいろと課題にもぶつかるだろうと思うが、どのような展開を見せるか楽しみ。

産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120120/its12012010090000-n1.htm
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A90889DE1EAE3E4E7E0E4E2E0E2E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E5E2E6E0E2E3E3E0E4E1E3


筆順辞典の画面

Wednesday, January 18, 2012

理科の自由研究ノート

長男は、ほぼ毎週理科ノート(理科の自由研究ノート)を書いている。
今週のテーマは、1光年の距離について。
理科ハウスに1月から開設されたプラネタリウムを見て、そこで聞いてきた話をまとめたようだ。
理科ハウスでの体験は、いつもよい題材にさせていただいている。

口コミサイト

先日来、話題になっている食べログ。私自身の感想としてはNHKのニュースでまで取り上げられるとは思わなかっし、一般のニュースになったことがまた、各所のBlogなどでとりあげられていることは意外に思う。

ニュースで取り上げられたことで我が家の食卓の話題になった。
長男は「(iPadアプリから)消しておこうか?」という発想だったので「そういうもの(サクラの投稿もあるもの)と思って使えばよいので、消す必要は無い」と教えた。
ニュースはよいきっかけとなった。

今年の目標

日曜日、家族で今年の目標を話し合った。
この行事、ずいぶんと前から((長女が小学校に入る前から)続けているが、子どもたちには不評。
大抵は、自分の出来ていないことが目標になるので、欠点があからさまになる感じでいやなのだろう。
面と向かって、直してほしいことを相手に言える機会にもなっている。

今年は、各自の目標を自分で言うだけにした。
それぞれ、達成できると良い。

Tuesday, January 10, 2012

逗子市内一周駅伝


8日、市内一周駅伝が開かれ、今年も参加させてもらった。

今年はチームとして掲げていた目標二つを達成。特に選抜メンバーで組んだチームが入賞を果たしたことは自分のことのように嬉しく思う。
私自身は今回で出場5回を達成。ずっと同じ区間を走っているが今年は去年と全くの同タイム。進歩が無い・・

http://tanakat13.blogspot.com/2011/01/blog-post_6509.html

冬休み


子どもの冬休み中、Blog の更新が滞ってしまったが、3学期が始まるとともに再開。

年末年始をはさむこの休みは、毎年慌ただしく終わってしまう。
今年も例年のように、暮れのうちから妻の実家、埼玉・鶴ヶ島へ帰り、正月はそこで迎えた。
この冬休みは、長男が冬期講習を受講していたこともあり、鶴ヶ島へ着いたのは例年よりも1-2日遅かったのでその分滞在日数も少なかった。

冬期講習の場所は徒歩でいける範囲の所。長男にとっては科目の枠にとらわれずに湧いた疑問をぶつけることができ、またその答えをもらえるのが嬉しいようだ。
社会科にしても理科にしても自宅で両親(私たち)に教わるよりも詳しく教えてもらえるし、知ることについての欲望を満たされていたようだ。

進学先についても徐々に見当をつけ始める頃だ。そうした中で、中高一貫教育ひとつの形態として「中等教育学校」という学校種があることをはじめて知った。どこが中高一貫校と違って、どういう利点があるのか、調べてみたいと思う。



ラジコン

正月明け、長男がプラモデルをみたいというので付き合って近所の模型屋を何店か回ってみた。

プラモとか、模型とかに興味を持ちはじめ、小学生の男の子らしいところもあると思っていたのだが、船を作りたいとか、ラジコンにしたいとか、ラジコンはヘリコプターもあるのか、それでもいいな、などと言っているので詳しく聞いてみると、どうやら本当にやりたいことは別にあるらしい。

ラジコンボートにして、どこでどうやって遊ぶつもりなのかを聞いてみると、まずは近所のため池で試運転をしたら、最終的には琵琶湖で走らせたいという。

閑話休題、
琵琶湖で見られる藻に、ここの固有種、琵琶湖でしか見られないものがあるのだそうだ。ビワクンショウモというのだが、どうやら目的はこのビワクンショウモ。ラジコンボートで、トロール船よろしくプランクトンネットを引っ張り藻を集めることがやりたかったことのようだ。

やりたいことと、それを実現する手段を考えられるのはよいことだと思う。