しばらく部屋の隅で眠っていた Lego Mindstorms.
長男は日頃やりたくてたまらないのだが、いろいろと時間が取れなかったり、わたしの思惑として「まずはカリキュラムに沿ってやらせたい」ということがあり置き去られていた。
Mindstorms にはシンボルイメージがいろいろとあり、一番よく見かけるのが"アルファレックス"というヒューマノイド型(人間型)二足歩行ロボット。子どもたちにしてみればそれを手がけてみたい、というのが自然な気持ちなのだろう。長男はそれ以外にも、"デスクロボ"(Mindstormsのエデュケーションプログラムで使うロボットカー)に取り付けられるセンサーを組み立て図に従っていくつも作り上げている。何かを組み立ててみたいという欲求が強いのだろう。
今回、同級生をうちに招いていたので、お友達が来る => 見せたい 、というのがいつもに増して動機が強まった理由だった。
日曜日の午前中、やる気満々でアルファレックスの組み立てに取りかかった。残念ながら、日曜日の午前中は両足が出来上がったところで時間切れになってしまった。
日曜日の午後にも、お友達と二人でもう少し作り進めたようだったが、最終的には月曜日の半日かけて残りを完成させた。長男も大喜びだった。
このアルファレックス、見た目は派手で格好いいのだが制御プログラムとしてはあまり面白みはない。足を動かすためにはただモーターを回転させれば良いだけだし、センサーからのフィードバックで動きを制御することもない。
長男にとっても、まだ、メカをプログラムで動かしたり、センサーから入力された周囲の状況に応じて動きを変えたり、ということは考え至らない感じだが、ギアを組み合わせて動きを作ったり、ビームをブッシュでつないで枠組みを作ったり、それらを組み合わせて動きを伝達させたりと言うことを、組み立て図のお手本を通じて覚えているような段階だろう。
「このギアが回って棒を押すから首とか腕が動くんだよ」とか、「どうやって足が動いているのか研究してみる」といっているあたり、わたしの狙っていたとおりの展開だ。
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