Tuesday, April 26, 2011

理研 公開日

23日、土曜日
理化学研究所が一般公開される日だったので長男と二人で行ってきた。

長男の目当てはレゴブロックで作った立体核図表。

公開の内容は多岐にわたり、見所たくさんだったのだが、長男の集中力や時間が限られていることもあり、テーマを絞って見ることにした。

はじめに行ったところが、生物科学研究棟で行われた「おくすりの分子模型を作ろう」ここでは発泡スチロールと竹ひごでリレンザの分子モデルを工作させてもらった。

たまたま同じ場所にあった展示に、多面体をおいてある場所があった。工作の順番を待っている間、長男はそこで楽しんだ。多面体が変形するのだが、その変形の過程が数学的に意味があるとのこと。説明を聞いていた長男は「それって、双対多面体っていうことですか?」「そう、その通り。よく知っているね」と、説明していただいた方とも話があっていた。長男のこの知識は、折り紙による多面体の本から得たもの。このおもちゃ、面白そうなので手にいれて見たい。

そして見学のもう一つのテーマは、RIBF (Radio Isotope Beam Factory)の一連の展示。ここには目当てのレゴ核図表もある。核図表では、元素の不安定さが高さで表されている。低きに流れ安定するのがものの常か。自然に存在する安定元素が谷間に並んでいる。
核図表のところで長男は「金原子 (Au)が安定元素なのだから、不安定元素から金を作れないのか」という質問。錬金術を考えているのか。

ここでは元素周期表の下敷きをもらえ、空気砲で遊べた。長男も嬉しかったのではないか。





http://www.riken.go.jp/r-navi/blog/101130.html

理研と言えば事業仕分けで話題になった、スーパーコンピューターもある。
この日、展示公開されていたのだが、見る余裕はなかった。残念。



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