Thursday, May 16, 2013

星空観測の宿題から


長女の中学校の宿題で星空を観測。
今の時期 --- 5月の連休の間 --- だと、木星、おとめ座スピカうしかい座アルクトゥルス、また西の空にはかろうじてシリウスが明るい星としてよく見える。

宿題では、一週間程度の期間をおいて同じ時間に同じ場所から観測しわかったことを描くことになっていたが、あいにくの曇天続き。しばらく星空が見えない日が続いたあとはもう提出日が迫っていた。
長女のつかった奥の手は、パソコン。
最近はフリーのプラネタリウムソフトがあるので、場所も時間も日付も自由に変えながら、特定の日時に見えるはずの星空を画面に映してくれる。星座早見表よりも賢く、動きが一定ではない惑星の位置も分かる。

プラネタリウムソフトの使用は、ただ単に、宿題を提出するための回答作成マシンと考えてしまうと、子どもたちの学習・発見の機会を失ってしまう心配があるので賛成できないが、ソフトの使い方によってはより奥深い発見につなげられることもできそう。

同様の宿題は小学校でも出されていたが、出題時にひと工夫あると良いと思った。

たとえば、
  • 野外での観測は自宅の宿題ではなく野外演習(校外学習)の機会に行う
  • 宿題提出のためのパソコンソフトの使用は禁止する
  • パソコンを使ってこその発見につながるような設問をする
プラネタリウムソフトの例

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