Wednesday, April 28, 2010

主語、述語

最近、仕事上での会話で意思疎通がかみ合わないことが多くなってきたように思う。

たいていの場合は、それぞれ会話している人たちが自分の立場での主観で話をし、自分があえて口に出さずとも理解されると考えていることを省略して話すために起きる。
上司が口癖のように言うのは「主語と述語をはっきりしろ」。
会話の間でも「それは誰が言ったの?」とか、「それをしたのは、何に対してやったの?」と口を挟むことが多い。
自分の仕事としても最近増えてきた海外(主に英語圏)の人たちとのコミュニケーションで、このことはいやでも認識させられる。主語がないと翻訳できないのだ。

職場だけでの話だと思っていたら、家庭内でも同じような場面に出会う。家庭内での会話は職場よりもくだけているのでさらに省略などがおきやすいし、話が脈絡無く飛ぶので、今話していることの主体がどこにあるのかよく分からなくなる。
夜、帰ってから、学校でのPTAの出来事を会話することが増えてきたが、「それは誰が言ったの?」と聞き直すことも多い。聞き直せば済むので些細なことなのだが・・・・・

子どもたちの学習という意味では、日本語の基礎の勉強としてしっかり学んで欲しい。

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