Wednesday, September 04, 2013

柔軟な発想を養う

理科ハウスの一角に、「脳みそがよろこぶ問題」のコーナーがある。

普段はホワイトボードに問題が書いてあり、問題の好きな人たちが挑戦している。
問題としては、文章で書かれた問題から計算しなければならなかったり、クイズ・パズルに近い問題だったりする。

今週は、同じような問題がパネルになって3題かかげてあり、各問題には正の字で正答者の数を書いてあった。どの問題も正答者が少ない (一桁) ので、まだ問題に挑戦した人が少ないのかと思えばそうでもなさそう。理科ハウスが満員になった「サイエンスフェスティバル」より前から掲示されていて、訪れた人たちも、フェスティバルを企画した生徒たちもチャレンジしていったのだそうだ。

問題は、たとえば次のような問題。
* コインを転がして一回転するだけの長さの線で、ある図形を作り、その図形にそってコインを頃がしたときに何回転するか
* 8時間で燃え尽きる蚊取り線香2本をつかって、6時間を計るにはどうすればよいか
* 台車の車輪が1回転する間に載せてある荷物がどれだけ進むか (どのような台車を使うか、図示されている)

普段解いている学校の授業やテストとは違う種類の問題のためか、正答にたどり着けない人も多いのだそうだ。
受験校、生徒のあたまの固さにちょっとがっかりする。

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