長男は冬期講習があり、また新年の挨拶の予定もはいる冬休み。自由になる時間はあまりおおくない。
最初の週末は、東大の総合研究博物館へ行ってきた。展示としては、「特別展示「東大古生物学――130年の軌跡」」(http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2012Paleontology.html)
先日のサイエンスカフェのテーマだった、深海底の巣穴を型取った実物がここに展示されているため。
展示は有料の博物館(科学博物館、日本科学未来館等々)に比べればとても地味な感じ。30分程度で見終わった。
目当ての巣穴の型もすぐにみつかった。
館内は撮影禁止だったため、画像を手元に残せなかったのが少し残念。
古生物学の特別展は、タイトルの通り東大での研究の歴史を紹介するような内容だった。東大古生物学史は3人の外国人教授ではじまる。そのうちの一人がナウマン氏。ナウマン象の名前の由来がこの教授ナウマン氏であることを初めて知った。
私としてはなじみのあるナウマン象の化石も展示されていた。
なぜ私がナウマン象に親しみを感じるかといえば、私自身が小さいときからよく行っていた野尻湖がナウマン象の化石の出土の場所だから。
古生物学の歴史は先日のジェンキンズ先生の話にもつながるところだが、初めのうち地質学的な研究から始まるが、あるとき転機を迎え、生物学的な研究へ進んで生野ぬ゛そうだ。
化石で見つかるような古代の生物と、いまも生き続けている種、進化を遂げた種など、つながりを持って研究をする。
だから古生物学の先生が、現在の深海底の生物を研究対象にしたりする。
地味ではあったが面白い展示だった。
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