クリスマスプレゼント
Monday, December 24, 2012
冬休み・古生物学展
週末から、子どもたちは冬休みにはいった。
私としてはなじみのあるナウマン象の化石も展示されていた。
なぜ私がナウマン象に親しみを感じるかといえば、私自身が小さいときからよく行っていた野尻湖がナウマン象の化石の出土の場所だから。
古生物学の歴史は先日のジェンキンズ先生の話にもつながるところだが、初めのうち地質学的な研究から始まるが、あるとき転機を迎え、生物学的な研究へ進んで生野ぬ゛そうだ。
化石で見つかるような古代の生物と、いまも生き続けている種、進化を遂げた種など、つながりを持って研究をする。
だから古生物学の先生が、現在の深海底の生物を研究対象にしたりする。
長男は冬期講習があり、また新年の挨拶の予定もはいる冬休み。自由になる時間はあまりおおくない。
最初の週末は、東大の総合研究博物館へ行ってきた。展示としては、「特別展示「東大古生物学――130年の軌跡」」(http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2012Paleontology.html)
先日のサイエンスカフェのテーマだった、深海底の巣穴を型取った実物がここに展示されているため。
展示は有料の博物館(科学博物館、日本科学未来館等々)に比べればとても地味な感じ。30分程度で見終わった。
目当ての巣穴の型もすぐにみつかった。
館内は撮影禁止だったため、画像を手元に残せなかったのが少し残念。
古生物学の特別展は、タイトルの通り東大での研究の歴史を紹介するような内容だった。東大古生物学史は3人の外国人教授ではじまる。そのうちの一人がナウマン氏。ナウマン象の名前の由来がこの教授ナウマン氏であることを初めて知った。
私としてはなじみのあるナウマン象の化石も展示されていた。
なぜ私がナウマン象に親しみを感じるかといえば、私自身が小さいときからよく行っていた野尻湖がナウマン象の化石の出土の場所だから。
古生物学の歴史は先日のジェンキンズ先生の話にもつながるところだが、初めのうち地質学的な研究から始まるが、あるとき転機を迎え、生物学的な研究へ進んで生野ぬ゛そうだ。
化石で見つかるような古代の生物と、いまも生き続けている種、進化を遂げた種など、つながりを持って研究をする。
だから古生物学の先生が、現在の深海底の生物を研究対象にしたりする。
地味ではあったが面白い展示だった。
Sunday, December 16, 2012
サイエンスカフェ
土曜日は、理科ハウスのサイエンスカフェに参加。
長男も、どうしてもこのサイエンスカフェの話を聞きたいという希望から、塾の都合を調整して参加した。
テーマは「ジェンキンズ先生の深海探検物語」
講師は ロバート・ジェンキンズさん、金沢大学の助教授。
http://www.paleo-fossil.com/~robert_jenkins/index.html
http://www.paleo-fossil.com/
お会いしてみての驚きは、名前こそ英系だがまるっきり日本人。生まれは香川、育ちは東京、英語は苦手なのだそうだ。
http://www.paleo-fossil.com/
お会いしてみての驚きは、名前こそ英系だがまるっきり日本人。生まれは香川、育ちは東京、英語は苦手なのだそうだ。
専門は古生物学。化石などの大昔の生き物の痕跡から当時の生物の生態を研究されている。
カフェでの話はJAMSTEC と協力しながら行った深海探査の体験話。相模湾、初島付近の深海、約 1,200m の海底で、地面に掘られた巣穴を樹脂で型取る実験の話を聞かせてもらった。
ハンドメイドで作る実験装置の苦労話、調査船「なつしま」乗船時から次々と発生するピンチ、ハイパードルフィンでの探査の様子、等々あれもこれも話したいという感じで、立て板に水のように次々と出てくるエピソードについつい引き込まれていく。あっという間の2時間だった。
自分の新たな知識として興味深かったのは、化石や古い地層の研究から、古代の海底の様子 --- メタンがわき出ているところ、その周辺、そしてそこに生きていた方の分布など --- を緻密に把握できるということ。そして、今回の探査は、その古代の生態が今も続いていれば、絶対に海底の地面の下にもたくさんの生き物 (キヌタレガイなど) がいるはず、と言うところから研究の出発点になっているところが面白い。
今回の成果はいろいろな形で発信されているそうだ。
また、型取られた巣穴が、「東大古生物学130年の軌跡」で展示されているという。これも、長男と一緒に見に行きたい。
写真は、
理科ハウス、サイエンスカフェ恒例のティータイム。今回は巣穴型どり装置がモチーフ。
そして、今回のハンドメイド実験装置も見せてもらいました。
なぎさブラス鑑賞
今年も、なぎさブラスの演奏を聴くことができた。
http://www.bunka-plazahall.com/moyosi/1212.html#02
http://www.bunka-plazahall.com/moyosi/1212.html#02
http://nbs.ciao.jp/nagisa8naiyou.html
逗子市の文化ホール、なぎさホールで開かれるのが今回8回目。
自宅から徒歩10分の環境で、日本の金管トップレベル奏者の演奏が聴ける、という幸せ。しかも硬くない。カジュアルに楽しめるので、我が家の子どもたちも小さい時からの大ファン。
今回のテーマは、2012年オリンピック開催国にちなんでイギリス。よりくだけた雰囲気の第二部では、ビートルズメドレーが奏でられる。ペニーレインの間奏に入るピッコロトランペット・ソロが素敵だった。
単なる自己満足だと思うが、子どもたちに一流の演奏に触れる機会をつくれることをありがたく思う。
Saturday, December 15, 2012
今年の漢字 (3)
今年(2012年)の漢字(http://www.kanken.or.jp/years_kanji/index.html)は「金」になったとのこと。
長男の投票もこれに貢献した。
他にも長男が投票した「乱」も5位にランキング
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/ranking.html
投票した理由は、「政治や日本が乱れているから」だとのこと。
政治の問題などにも興味を持っていられるのも、学校での授業のおかげなのではないかと思う。
「金」の字は2000年にも選ばれていて、今回2回目なんですね。前回2000年もオリンピックイヤー。選ばれやすい人気のある漢字ですね。
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/history.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121212-OYT1T00779.htm?from=ylist
http://mainichi.jp/select/news/20121212k0000e040184000c.html
長男の投票もこれに貢献した。
他にも長男が投票した「乱」も5位にランキング
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/ranking.html
投票した理由は、「政治や日本が乱れているから」だとのこと。
政治の問題などにも興味を持っていられるのも、学校での授業のおかげなのではないかと思う。
「金」の字は2000年にも選ばれていて、今回2回目なんですね。前回2000年もオリンピックイヤー。選ばれやすい人気のある漢字ですね。
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/history.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121212-OYT1T00779.htm?from=ylist
http://mainichi.jp/select/news/20121212k0000e040184000c.html
Monday, December 10, 2012
今年のまとめ
今年も早12月。2週間ほどで2学期も終わる。今年の記事から、我が家・長男の一年を振り返ってみた。
[勉強・生活]
学年が上がるにつれ、面白いこと、興味を引いたことをやるだけでは済まなくなってくる。
好きではない科目、得意ではないドリルなども毎日取り組まなければならない。
それでも机に向かわなければならないのが試練・課題。
保護者の立場としては、学校説明会を聞きに行く機会が多くなった。正直なところ、どのようなことをポイントに見極めればよいのか分からないが、古い価値観にとらわれないようにしたい。願うのは、古い価値観にとらわれず、これからの時代に合った能力を身につけられること。
保護者の立場としては、学校説明会を聞きに行く機会が多くなった。正直なところ、どのようなことをポイントに見極めればよいのか分からない。
[家庭・出来事]
今年は日食、金環食があった。天気も怪しかったが、奇跡的に雲が切れて自宅から観測できた。雲が良い具合の遮光になった。
我が家も築10年を超えいろいろなところが傷んできていた。リフォームと言うほど大がかりではないが、何カ所か直すことにした。子どもたちが関わる生活で一番変わったのが、子ども部屋に間仕切りを入れたこと。子どもたちはそれぞれ個室を手に入れた。
長女が中学の部活で合唱コンクール全国大会に進んだのも我が家にとっては出来事だった。
長男は、理数系の興味が途切れることなく続いている。
周期表もだいぶ覚えたようす。教科で仕方なく暗記するのとは違いあくまでも興味の追求なので、付随して覚えているようなことも多い。身について役に立つときが来るとよいのだが。
また、折り紙や多面体の興味も続く。これも幾何学の理解に結びつくと良いと思う。
バラの折り紙
多面体
[夏休み]
毎年恒例になっている草木染めに今年も作品をつくった。
かたや、私は仕事の都合で忙しい夏休み。いくつか思案していた旅行も行けず終いだった。
[外出・イベント]
博物館の企画展や科学館をいくつか観覧。
ここ数年開いているバーベキュー、いつものメンバーで今年も開催
妻と私の母校で開かれた美術展、今回も訪問。
新年からの約一年は長男にとっても家族にとっても挑戦の年になりそう。
Friday, December 07, 2012
寸暇を楽しむ
理科ハウス、長男と訪れる。約二ヶ月ぶり。
1時間足らずの短い時間だったが、周期表に挑戦したり、みんなのぎもんの回答を書いたり、電流の実験をしたり忙しく楽しんだ。
みんなのぎもんでは、先日、理科ハウスが出展したサイエンスアゴラ(http://www.scienceagora.org/)での質問と回答も掲示されている。各分野を専門とする先生たちが子どもの素朴な疑問に対して回答を出したりする、対話の構図が面白い。思い出すのは、「子ども電話相談室」。同じ構図が展開されている。
「ホンモノの元素周期表をつくろう!」もしばらく行かないうちにだいぶ記録が更新されている。
来館者、常連さんが慣れてくるにつれて少しずつルール変えていっているようだ。たくさんある元素(マス)を多く埋められるよう、一つの元素に複数のものを置いても計数は1、になっている。それでも60近くのものが周期表のマスを埋める。120近くある元素。身近なものに含まれる元素で半分以上のマスを埋められるとは驚く。
長男は発案者としての意地もあり、ほとんどのものを重複せずに置き、高得点を記録。得意顔だ。
理科ハウスの方の話で面白かったのが、皆さんの意外な判断の仕方。
ペットボトルの水 = 水の素なので水素
食塩 = 塩の素なので塩素
なるほど。
1時間足らずの短い時間だったが、周期表に挑戦したり、みんなのぎもんの回答を書いたり、電流の実験をしたり忙しく楽しんだ。
みんなのぎもんでは、先日、理科ハウスが出展したサイエンスアゴラ(http://www.scienceagora.org/)での質問と回答も掲示されている。各分野を専門とする先生たちが子どもの素朴な疑問に対して回答を出したりする、対話の構図が面白い。思い出すのは、「子ども電話相談室」。同じ構図が展開されている。
「ホンモノの元素周期表をつくろう!」もしばらく行かないうちにだいぶ記録が更新されている。
来館者、常連さんが慣れてくるにつれて少しずつルール変えていっているようだ。たくさんある元素(マス)を多く埋められるよう、一つの元素に複数のものを置いても計数は1、になっている。それでも60近くのものが周期表のマスを埋める。120近くある元素。身近なものに含まれる元素で半分以上のマスを埋められるとは驚く。
長男は発案者としての意地もあり、ほとんどのものを重複せずに置き、高得点を記録。得意顔だ。
理科ハウスの方の話で面白かったのが、皆さんの意外な判断の仕方。
ペットボトルの水 = 水の素なので水素
食塩 = 塩の素なので塩素
なるほど。
Thursday, December 06, 2012
Wednesday, December 05, 2012
今年の漢字
漢検の主催する今年の漢字
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/
自分でも応募(投票)できることを知った。
一人いくつでも応募できる(ただし同じ漢字への複数応募はなし)
早速長男とともに応募。
自分の応募した漢字が選ばれるか・・・楽しみ
http://www.kanken.or.jp/years_kanji/
自分でも応募(投票)できることを知った。
一人いくつでも応募できる(ただし同じ漢字への複数応募はなし)
早速長男とともに応募。
自分の応募した漢字が選ばれるか・・・楽しみ
Tuesday, December 04, 2012
やる気スイッチ
繰り返し同じような話題を書いている気もするが、長男の勉強へ向かう姿勢のこと。
机に向かうところから、いつもの試練。なかなか始められずにいる。
塾から配られたプリントでは、やる気スイッチが入らないときは・・・と、やる気を起こさせるためのヒントを書いてあった。どこの家庭でも、どの子どもも悩みは同じようだ。
やる気スイッチなんて都合のよいものがあるのか、と思っていると、National Geographic の新着記事にもやる気スイッチが解明されつつあるという内容が掲載。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020121126003&expand#title
が、こちらはまだ研究室の実験のレベルの話。
プリントにあった「やる気が出ないときは、まずはじめて見る」という方がよほど実践的で役に立つ。
その一方で、水場の馬の話のように、本人に動機付けが働けば言われずとも取り組むし課題に向き合っていく。動機付けの点では、目標や憧れの対象があることが重要な役割を果たすと思う。
スポーツでは、サッカーや野球などトップレベルの選手たちが世界のレベルで争っていて、市民、子どもたちに普及しているスポーツは憧れの対象になりやすい。そしてまたすそ野が広い分だけ競技人口が厚くなり、レベルの向上につながる。プロ選手のようになりたい、という動機付けがある。
勉強面ではノーベル賞だろうか。今年は山中教授の受賞という心強いニュースがあった。
塾から配られたプリントでは、やる気スイッチが入らないときは・・・と、やる気を起こさせるためのヒントを書いてあった。どこの家庭でも、どの子どもも悩みは同じようだ。
やる気スイッチなんて都合のよいものがあるのか、と思っていると、National Geographic の新着記事にもやる気スイッチが解明されつつあるという内容が掲載。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020121126003&expand#title
が、こちらはまだ研究室の実験のレベルの話。
プリントにあった「やる気が出ないときは、まずはじめて見る」という方がよほど実践的で役に立つ。
その一方で、水場の馬の話のように、本人に動機付けが働けば言われずとも取り組むし課題に向き合っていく。動機付けの点では、目標や憧れの対象があることが重要な役割を果たすと思う。
スポーツでは、サッカーや野球などトップレベルの選手たちが世界のレベルで争っていて、市民、子どもたちに普及しているスポーツは憧れの対象になりやすい。そしてまたすそ野が広い分だけ競技人口が厚くなり、レベルの向上につながる。プロ選手のようになりたい、という動機付けがある。
勉強面ではノーベル賞だろうか。今年は山中教授の受賞という心強いニュースがあった。
身近な存在としては親が手本になれるのが子どもにとって一番良いのだろうとも思う。
Monday, December 03, 2012
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