Tuesday, December 14, 2010

一年を振り返り

先日の土曜日、今年のPTA役員で集まり一年を振り返った。と、いうかいわゆる忘年会。

たまたま前日朝の天候による連絡網のことも話題に。最近の連絡網は携帯電話やパソコン宛の同報メールになっていて便利なのだが、送り手の文面によっては、どのように行動すればよいか(待機すべきか登校させるか)かえって混乱させてしまう例もあるようだった。

もうひとつ気になった話題は、父親の学校行事への関心度の温度差。学校で行事のたびにお見かけするお父様もいらっしゃるが、学校の行事、保護者向けの案内などは奥様に任せ詳しいことはご存じない方も多い。そちらの方が多数派なのだろうが、先日の研修会のことをご存知の方が意外にも少ないことに驚いた。

話は直接関係ないが、最近よく感じるのは、各家庭のもつ学校への期待の差。
単に声の大きな意見に目が向くためにそう感じるだけなのか、自らが手に入れることのできる表面的なサービスを多く求める人たちが増えたように思う。
教育方針として、感受性を豊かに、互いに思いやる優しい気持ちを持つ、ということを目指しているので、 保護者の立場としても他人を思いやる気持ちを具体的に現す機会が、いろいろな行事から学べる。私などは、そういう機会をいかせずあとで悔やむことばかりだ。負担を負うことも多いが、よい教育環境だと思う。
このように教育に参加して負担することを重荷に感じ敬遠される 家庭が増えてきていることも感じるのだが、短絡的に、入学希望者を増やそうと、家庭の負担を減らさんがために、理念・ポリシーを安易に変えて欲しくはないと思う。学校の特色が失われてしまうように思うからだ。


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