Monday, August 03, 2009

ファミリーコミュニケーションの日

今月も、神奈川県立近代美術館、ファミリーコミュニケーションの日を使って無料で展示を見てきた。
展示は先月と同じ、建築家の坂倉準三氏の作品。前回は長男と二人だったが、今月は家族四人で見ることが出来た。

家を出るまではさんざんごねていた子どもたちも、美術館に入ると展示をよく見ている。まだ素直なのだと思う。今回の長男の興味は、建築図面の中からトイレの場所を探すこと。ある図面を開いたところ、男子用の便器が正面から描かれていたのに刺激されたようだ。しかし、「建物なのだから、やっぱりトイレはあるよねぇ」との感想も漏らす。

鎌倉別館では「珠玉のコレクション 美術館はぼくらの宝箱─子どもたちの視点がくれるもの」を開催中。こちらも訪れたのだが、子どもたちは入口にあったパソコンに釘付け。RFID(無線ICタグ)を仕込んだ本を台に乗せると、その本の関連情報が画面に現れる仕掛けなのだが、そんなことはお構いなしに、「画面に映るものを自分の手で動かせる」ことが嬉しいようだ。

割引券をもっていたので、鎌倉館のレストランで食事をした。平家池を眺めながらの食事は落ち着いたひとときを過ごせる。ふと立木を見ていると、木の葉の影からフクロウらしき頭が除いていた。こんなところに住んでいるのか。

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