5日のこどもの日、ダーウィン展に家族で行ってきた。
ダーウィン展は国立科学博物館の特別展として3/18-6/22 の間開かれているもの。常設展示の日本館(今回は閲覧せず)、地球館と同じエリアに展示されていた。
ダーウィン展、地球館は、子どもたちにとっては知的好奇心に対する刺激が満載のイベントだったようだが、私の目から見れば会場を案内するスタッフや展示方法は見ているものを不快にさせるものだった。
不満のポイントは以下のようなこと。
展示物の説明板を読もうと思って近づくと、照明の関係から自分のかげが映り込んでしまいとても読みづらい。
展示場内の案内スタッフの意識は「滞りなく観覧客を進ませよう」「はやく人の列を流れさせよう」という、主催者側の都合ばかりが目立ち、客がいかに心地よく観覧できるようにさせるかという配慮はみじんも感じられなかった。
興味を引くところをゆっくりみようとすると「順路は決まっていないので、すいているところからご覧ください」とか、「多くの人が見られるよう、ごらんになったら先へお進みください」とか、言葉は丁寧ながらも追い立てられる感じだ。
展示物の撮影禁止は仕方ないにしても、再入場禁止の展示なのにゆっくりと見られない雰囲気にさせるのは配慮が足らなすぎると感じた。
ウェブページには子供向けにワークシートを載せ、好奇心をかき立てるようスケッチなどを描き込めるようにさせているのに非常に残念だ。
常設展示の地球館は、子どもたちも楽しめたようだ。
地球館1Fの「地球の多様な生物たち」では、入ってすぐのところが水族館並みの海の底を表現した展示。ここで子どもたちは一気に引き込まれたようだ。
地球館3Fの「大地を駆ける生命」では、種々の剥製が展示。絶滅種のニホンオオカミがあったり、体高が2メートル近くあるようなバイソンや、子どもたちがテレビでみたサーバル(野生猫)を見つけた。この学芸員の説明によればこの剥製のコレクションは博物館の自慢なのだそうだ。
地球館2Fの「たんけん広場」体験型の展示。こどもたちはこういう展示は興味を引かれて楽しめるだろう。
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