また、これも少し前の事になるが、DoCoMo2.0 の広告が Webコラムや新聞記事などで話題になったこともきっかけだった。
子ども向け携帯として、必要なことや我が家として不要なことなど自分の考えを一度まとめようと考え、いろいろと調べているうちに次のことに気がついた。
一言で「子ども向け携帯」と言ってもその対象として考える年齢層によって、求められる機能が異なっている。自分の子どもたち用に機種を選ぶときにも、該当する年齢層に必要と思われる機能が有るかどうかが判断基準になるのだろう。
ITmediaの記事でも、小学生低学年、高学年、中学生、高校生という分類で調査結果をまとめている。
今日現在、「子ども向け携帯」としてどのようなことができるようになっているのか、パンフレットを集めた程度に調べ、感じた印象は以下の通り。
中学生、高校生向け
主に、有害サイトのブロック、パケット数の上限設定などの使いすぎを制限させるための機能が中心。
小学生高学年、中学生向け
携帯の機能的に特別なことは無く中高生と変わりない。
キャリア(ドコモなど)の配布する冊子の内容としては、子ども向けのルール作りのアドバイスを設定や具体例の例示が目立つ。
小学生低学年~高学年向け
防犯機能、セキュリティ面での付加価値をつけた商品が目立つ。
防犯ブザーの組み込み。防犯ブザーと連動させた移動経路通知や、発報時のカメラ撮影など防犯を重視した機能が売りだ。
すべての年齢層に対応していると思われたのは au。うちの子どもたちが該当する小学生低学年まで対象にラインナップしている感じだ。
DoCoMoやSoftbank Mobileは、アクセス制限が中心、と言う印象。
DoCoMoは位置確認の機能を持たせた機種もラインナップしているようだが、「一応やっています」と申し訳程度にパンフレットに記載してある程度。
携帯キャリアの勢いの違いを垣間見たような気がした。
今回、防犯機能という面で以下のサイトも参考にさせて頂いた。
セコムの「子どもの防犯ブログ」の”防犯ブザーや携帯電話を子供に持たせるべき?”と言う記事、
ただ、私がセミナーなどでお話するのは、やはり「道具は道具でしかない」 ということでというくだりは、全くその通りと思う。参考になる。
その他、参照記事等
「子どもの防犯ブログ」から
4月頃の記事 「携帯電話とお留守番」
2月頃の記事 「子供向け携帯電話とココセコム」
携帯各キャリア
DoCoMo キッズケータイ
au ジュニアケータイ
Softbank Mobile