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Tuesday, March 06, 2012

インターネットを通じて

インターネットの発達により生活が便利になったことも多くある一方、負の側面と呼ばれることもある。

架空請求であったり、出会い系のようなサイトであったり、学校裏サイトや匿名掲示板等をつかったいじめや悪意のこもったデマ、内部情報の漏洩等々、現実のものとなっていることもあるし、身近に起こりうるようになってきていることをことと自覚すべきと最近思う。
自分の子どもたちの年頃からも比較的直面しやすいテーマだと思う。こうした負の側面に自分がどう向き合うべきか、最近読んだ書籍からの引用を自分の備忘録としてメモ。

文脈としては、
今まで経験したことのない技術に出会ったとき、またその「光と影」の影の部分を経験したときに、短絡的にその技術を否定するのではなく、本質を見極めて解決策を探すべき。
大切なことは、人類がこれまで問題を解決してきた方法と経験の蓄積を生かすことです。本来私たちが責任を担っていること、たとえば子どもの教育に対して責任を持つということあるいは人を傷つけるような犯罪行為はいけないということは、人間の社会の中でコンセンサスのあることです。ただしそれぞれの問題にどのように対応すべきかは違っていて、ここの問題の本質を理解しないと解決できないということを、私たちは知っているはずなのです。


Tuesday, February 07, 2012

サイバー犯罪


テレビ東京の番組、ガイアの夜明け。 先週のテーマは「スマートホンの光と影」

前半は、長女と一緒に見ていたが、途中で中断。
あとから一人でつづきを見たが、番組後半はスマートホンの危険性について取り上げる構成だった。こここそ長女と一緒に見るべきところだった。

ユーザーが自分でダウンロード・インストールするアプリの中には、スマートホン内に保持されている所有者自身や電話帳などの個人情報が所有者の知らないうちに送信されてしまう有害なものがある。不正請求に使われるような、メールアドレス、電話番号に加えてGPSの位置情報 -- 自分の居場所まで送られることがあるので非常に厄介だとのこと。
ゲーム、占いソフトなどの無料アプリなどは注意したい。

番組からはそれるが、スマートホンに限らず知らず知らずのうち(無意識)に、自ら情報の送信に同意していることもある。自分の Facebook のプライバシー設定を確認してみたら、意識していないアプリに対して自分の基本情報(メールアドレス、誕生日、居住地など)へのアクセスを許可しているものがあった。覚えのない物は早速解除した。

番組では対策の方法としては、スマートホン向けのアンチウィルスソフトの開発、通信会社のセンターで不正な動作(無許可のプライバシーデータ送信)が行われていないかどうか検査している取り組みなどが紹介されていた。
個人的には不用意にインストールしないようにするなど気をつけたいと思うし、こういうところに Apple と Android の差が出るのだと感じる。(Apple は、改造していない限り Apple の審査を受けたアプリしかインストール出来ない)

長女の学校では、「サイバー犯罪防止教室」が開かれたとのこと。
内容としては、この番組で流れたよりももっと一般に言われているようなことだし、番組でやっていたような最新の内容ではなさそう。

  • 文字によるコミュニケーションで生じる、誤解、思い違いからのトラブル
  • 依存症
  • プロフサイトからの個人情報の流出
  • 架空請求、不正請求の危険
  • 出会い系サイトなどでのトラブル
  • チェーンメールについて
  • 等々

どこまで真剣に考えるか分からないが、子どもたちに取ってはよい意識付けにはなるのではないか。

Tuesday, July 28, 2009

インターネット利用と学校の安全

最近(近年)デジタルツールやインターネット利用技術が発達し、使いやすくなり、誰でも簡単に情報発信できるようになってきたことと相反して、安全性の維持の観点からは競合する場面に合うことが多くなってきたように思う。

最近、私の身の回りでの例として、学校関係のお手伝い活動上の連絡手段に関するblogの利用があった。
私の視点からは、児童に対する安全配慮の意識が非常に高い立場と、安直に情報を発信/受信しようとする立場に考えの開きがあり、その考えや立場をお互い十分に伝えきれないままblog利用をとりやめにしたことから、強制的な措置を執られたように勘違いがうまれ、そうした齟齬が次第に不信感に繋がりかねない、というように見えていた。

デジタルツール/インターネットツールの利用は無思慮に行うと便利さと引き替えに安全を失いかねず、一見相反する。このことをいくつかの観点からの考察し、それぞれの立場が認識を持つことが必要に思う。

(*) デジタルツールは、デジカメ、ビデオカメラ、携帯電話などの装置のことを意図する。
(*) インターネットツールは、携帯電話/パソコンなどのインターネットアクセスのための道具のことを意図し、それをどのように利用するか、撮影された写真/映像などのコンテンツをウェブ、eメールでどのように取り扱うかというあたりが論点になる。

現時点、挙げられる観点は次の3点。これが考慮すべき点となるだろう。
1. 安全の配慮
2. 機会の平等 -- 発信される情報は関係者みなが手にすることが出来るのか?
3. 説明責任 -- 何を重視するか、どこに判断基準をおいているかが、関係者全員の知るところになっているか?

【安全の配慮】
最も優先されるべきは児童の安全であるということを忘れてはならないと思う。
以前の記事で、日経ビジネスのコラムに触れたが、そこで取り上げられていたことと同じだと思う。
「みんなで楽しく」でも「お手軽に」でもなく第一に優先されるのは安全。

しかし、どのようなことが安全ではない状況に繋がるのかについては、例示して説明/啓蒙することも必要なのではないかと思う。
例としては、個人情報、外部に知らせる必要のない情報、が公開されることが思い当たる。
  • 個人情報は、児童、保護者、教職員が対象になるだろうし、顔写真、学校名、氏名、電話番号、通学経路、家庭状況(保護者の勤務先、兄弟に関する情報)なども含まれるだろう。
  • 外部に知らせる必要のない情報には、校内の情報、・・・ 時間割、クラスの担任などからはじまり、校内の警備情報、建物配置、等々も含まれてくる。

【機会の平等】
インターネットがいくら普及してきているからといって、万人が標準的に使えるツールになるには至っていないと思う。IT企業に勤めているなど、ツールを使いこなす技能を持っている人たちと、そうしたツールに無縁な人も学校関係者には存在しうることは意識すべきだし、このことを承知の上で必要な情報を手にする機会が、デジタルデバイドによって失われないように配慮されるべき。

発信する情報としては、行事の公式度合い(在校(在籍)者に占める参加者の割合、参加人数など)に応じて報告連絡手段、使用するツールを使い分けることを考え、当然広く一般的なものであるほど最低ラインに近づけることが必要だと思う。

見えてくるのはこういう図式か・・
公式度 連絡通知手段
高い 1 学校の配布プリント
2 学校指定のメール通知サービス
3 電話、FAX
4 学校運営のウェブページ (公式サイト)
5 e-mail (メーリングリスト)
6 ウェブツール(blog, SNS (ソーシャルネットワークサービス) )
SNSサービス内で開かれる学校を主題としたコミュニティ
Blogサイトで学校を主題に記録されるもの
掲示板などで学校を主題に扱われるもの (非公式サイト、裏サイト)
低い 7 個人のウェブページ/Blogサイト/SNS

学校として公式に運用するのは、1~4くらいまでか。学校によっては手段として持っていないところもあるだろう。PTAとしては3~5くらいか。5以下は、アクセス手段を持っていない人のことを考えれば、自主運用とかごく内輪の集まりに限られてくるのだろう。

【説明責任】
最終的に、デジタルツール/インターネットツールをどのように使うかは、各自の判断に任されるところであっても、モラルの欠如が感じられ、安全上に支障がでてくる懸念があるならば、啓蒙活動、どのような判断基準をもつか説明することも必要なことだと思う。このことにより無用な誤解を生むことも減ると思う。

ブログ、メーリングリストなど、ツールはあくまでも手段。
何を優先し、何を重視しているか、どのような危険があり得るのか、誰が責任をとるのか、ということは自ずと分かってくるのではないかと思う。

Monday, May 14, 2007

調査とプライバシー

5月14日付け日経朝刊、教育面のコラム「まなび再考」から、

テーマは、子どもを対象とした生活状況や家庭学習環境を尋ねるアンケートについて。

文部科学省の実施したアンケートでは、プライバシー侵害になりかねないとの批判が集まったそうだが、同時期に公表された調査結果は対照的だったそうだ。
ほぼ同時期、行政のスタンスの点で対照的な調査結果が公表された。大阪府教育委員会が昨年度実施した学力等実態調査で、家庭の文化的環境や教育費等、プライバシーに相当踏み込んだ保護者調査を行った。文科省調査に異を唱えた批判者たちが卒倒しそうな質問が列ぶ。
調査で必要な情報は理由を明確にし、調査対象の人たちにその必要性を納得してもらった上でしっかりと収集すべし。その必要性を説明し納得させられるかどうかが調査実施者の手腕による。その裏付けとしては「調査に協力しない自由を保証する」ことが必要とのこと。

コラムを書いている耳塚教授の「診断がなければ処方箋は書けない」「プライバシーの壁は問題を隠ぺいするために存在するわけではない」との論はもっともだと思う。

身近な例でも、個人情報保護法を曲解し身勝手に論をふるう人たちが多いように感じる。